4 Nov 2016

目次
春の行事・イベント
◆入園式
10年ほど前は、入園式を行わない保育園がほとんどでしたが、最近は多くの保育園で入園式を行うようになってきました。
入園式は1時間くらいのものですが、保護者出席は必須です。
また、入園式後にクラスに戻り、次の日からの園生活について説明する保育園も多いようです。
午前中ですべての流れは終了しますが、新入園の子どもを午後から預かるかどうかは、各保育園で違います。
◆春の遠足
新しい園では、子ども達の遠足という位置づけで、近くの公園などへお弁当をもって出かけるという内容の遠足が多いですが、長く運営している保育園では、これから一緒に過ごしていく子ども達とその保護者との顔合わせとして親子遠足を行うこともあります。
お仕事をされている方の中には、平日にお休みをとることが難しい保護者の方もいますが、初めの行事なので保護者の方はほとんど出席されることが多いです。
夏の行事・イベント
◆プール開き
7月頃より、乳児は水遊び、幼児はプール遊びを行います。
水着、水泳帽(プールに入る場合に必要)バズタオルの準備が必要です。
水遊び・プールの時は、健康をチェックするための表を親に記入してもらう園もあり、 とびひや水いぼなどがある場合や検温がされてない場合は、子どもが元気であっても入水できない場合があります。
◆七夕祭り
七夕祭りでは、短冊を書いてお願い事をしたり、出し物をしたりします。
園内行事として、保護者の参加なく行われるところがほとんどですが、夏祭りということで盛大に出店などを出し、保護者の協力のもと行うところもあります。
保育園に保護者会があるところは、保護者と保育園が協力して作り上げることが多いかもしれません。
秋の行事・イベント
◆運動会
運動会は保護者参加の大きな行事です。
土曜日に行われることも多いので、両親や祖父母もいっしょに参加してもらうところも多いです。
ほとんどの保育園が午前中で運動会が終了します。
◆参観
決まった日に子どもたちの普段の様子を見てもらう参観や、一人ひとり日程を決めて、クラスで一緒に過ごす保育参加のような形で行われるところもあります。
参観の後に、クラス懇談や個人懇談を実施している保育園もあるようです。
◆秋の遠足
秋の遠足は、園外保育という形で、保護者参加なしで行われるところがほとんどです。
水族館や動物園に園から出かけるので、子ども達もとても楽しみにしています。
◆収穫
幼児対象に、近くの畑へ芋ほりなどに出かけ、収穫したものを後日園児たち自身がクッキングするというところも多いようです。
◆お泊り保育
3歳児は保育園にお泊り、4,5歳児は1泊2日でどこかへ宿泊を行うところがあります。
土日に開催され、保護者の参加はありませんが、民宿などへ泊るような保育園は、数名の保護者のお手伝いをお願いすることもあるようです。
冬の行事・イベント
◆クリスマス
特にキリスト教系の保育園では、クリスマス会を大きな行事として開催します。
クリスマスの劇など行われ、保護者は観覧できます。
衣装などの準備を保護者がお手伝いする園もあります。
◆節分
ほとんど園内行事です。
昔からの風習を学び、節分メニューが給食に登場します。
◆ひな祭り
雛人形を飾ったり、ひな祭りメニューを給食でいただいたりして、子どもたちに文化を伝えるイベントです。
今もこのような日本の風習を大事にしている保育園は多くあります。
ほとんど園内行事なので、親御さんに参加していただくことはありません。
◆生活発表会
劇や合奏など、1年間の保育の集大成として行うところが多いです。
土曜や日曜に開催され、保護者の方は観覧できます。
ただし、その日の保育が行われないということもあるかもしれません。
◆卒園式
3月31日まで保育園在籍となり、通うことが可能ですが、卒園式はそれより前の土曜日に行われるところがほとんどです。
保護者の参加は必須で、卒園式後、保護者主催の謝恩会が行われることもあります。
親の参加が必須の行事は??イベントのお手伝いを親がすることもあるの?
入園式、卒園式は、小学校同様 保護者参加が必須の行事です。運動会や生活発表会は、両親が仕事のため祖父母が参加するご家庭もありますが、誰も出席しないというご家庭はほとんどありません。
また、運動会やお泊り保育の準備、片づけなど、保護者の有志の方をつのってお手伝いをお願いするところも多くあります。
普段子どもたちをお願いしている保育園に、何らかの形でお手伝いして協力することも、保護者の役割としては大切ではないかと思います。
仕事がある・参加できない場合はどうすればいい?
保護者参加必須のものに関しては 担任や園長先生に相談して決めていくことになります。年間行事が年度の初めにでるので、参加する方向で仕事調整することが求められますが、お母さんが仕事なら、お父さん、お父さんも仕事なら、おばあちゃんといった形で工夫して参加するようにしましょう。
ママにとって負担!?行事に行きたくない人へのアドバイスは?
保育園によっても親が参加すべき行事の回数や保護者参加の負担には違いがあります。
行事で何かをやり遂げることを保育方針として打ち出しているところもありますが、園の方針を保護者側で変えていくことは難しいので、まずは見学や口コミで、その保育園の行事の保護者参加がどれくらいあるかを調べておくことをおすすめします。
保育園は、お子さんたちの生活の場であり、お願いしている保護者の立場として、何かに参加する、お手伝いする、というスタンスは、親としてできる範囲で行っていくことがいいのではないかと思います。
まとめ
保育園では、日本の昔からの風習を大切にして、園内行事として、行事食や人形劇などで子どもたちにわかりやすく伝えています。小学校に入ってからも、このような機会は少ないので、そういった意味では、保育園時代が一番文化に触れる機会が多いかもしれません。
母の日や父の日などの行事は、様々な家庭状況を考慮して行わないところも多くあります。
行事への参加やお手伝いが大変な時もありますが、お迎え時間が各家庭で違う保育園では、他の保護者の方と会える絶好のチャンスでもあります。
保育園で長時間過ごす子どもたちにとっては、保育園は生活の場であり、トラブルが起こることもあります。そういう意味でも、行事の時に顔合わせをして交流をもっておくと、園生活もスムーズになるかもしれません。
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