5 Nov 2016

目次
子供が夜に寝ないのはなぜ?原因は?夜ぐっすり寝るために親ができる対策は?
◆早く起こしてみる
起きるのが遅ければ、当然眠たくなる時間も遅くなります。そのため、寝かせたい時間から起きる時間を逆算し、いつもより早く起こすことはおすすめです。お休みの日もできるだけ家族で早く起きるようにし、生活のリズムを整えましょう。
◆お昼寝の時間や回数を考える
お昼寝をしすぎるとやはり眠たくなる時間もその分遅くなります。夕方や長時間のお昼寝も夜の睡眠を妨げる原因のひとつですので、お昼寝は、お昼頃に短時間するようにしましょう。子供が夕方もお昼寝をしてしまう場合は、その時間をお風呂にあてると、目が覚めやすく、眠くなる時間も早くなります。
◆外で運動する
早起きをしても運動量・活動量が少なく体力が有り余っていれば、なかなか眠たくもならないもの。夜になってもまだまだ元気いっぱいです。
また、日中テレビを観て過ごすなどお家にいることが多く、太陽を浴びる時間が少なければ、体内のリズムが正常に働きづらくなります。反対に、日中からだをたくさん動かして疲れると、自然と眠くなるものです。毎日公園でお外遊び!というわけにはいかないかもしれませんが、太陽を浴びながら近所をお散歩するだけでも十分効果があります。
雨の日はお家の中で一緒にハイハイするだけでも結構な運動量になりますよ。それでも体力が有り余っている時は、お風呂にゆっくり入ることがおすすめです。
◆眠くなりやすい環境を整える
遅くまで部屋が明るく、テレビがついていたり、スマホやタブレットなどを眠る直前まで観たりすることも夜眠れない原因のひとつ。「光」を見ると、それが刺激となり、なかなか眠くなりません。ですから、眠る30分前までには部屋を薄暗くし、テレビなどのスイッチはオフにして眠りやすい環境を整えましょう。
波の音や心地よい睡眠へと導くBGMを小さなボリュームで流すのもいいかもしれませんね。さらに絵本を読むなど、気持ちをリラックスさせてあげることもいいでしょう。
◆体勢や温度を快適にする
お子さんの身体にとって無理な体勢で寝かしていると、途中で起きてしまうこともあります。特に赤ちゃんの場合、腕は軽く上に上げたW字、脚はM字に開いた状態が自然な体勢です。また、服を着せすぎていたり、抱っこ紐で暑いと眠れなくなることもあります。
子供は大人よりも体温が高いもの。ですから、お母さんより一枚少なくすることが基本です。風邪を引かせないようにとついつい着せすぎてしまいがちですが、お子さんの様子も良く見ながら快適な環境を整えてあげましょう。
◆バーストラウマ(母子分離)を解消する
産後、母子別室や処置のために離れたことがトラウマとなり、夜眠れないということも原因の一つとして考えられます。バーストラウマを持った赤ちゃんは、眠る時にお母さんと離れた記憶を思い出し、怖くなって眠れなくなってしまうのです。このような場合は、バーストラウマを解消することが一番の近道です。バーストラウマについては過去の記事で詳しく取り上げていますので、そちらをご覧ください。
⇒「バーストラウマとは?トラウマ対策・解消のためにママが気をつけることは?」
◆マッサージをする
ベビーマッサージは小さなお子さまにとって結構な運動量に値します。夜、寝る前に行うことで「今から寝るよ~!」という合図の役割もしてくれます。特に背中のマッサージは、ぐっすりとした眠りへと導いてくれるのでおすすめです。
手のひらで背中を左右にジグザグと優しくさすってあげることで、背中がポカポカしてきてそのままうとうと夢の中へいってしまうことも♪また、たくさん歩いた日は足をさすってあげると疲れが取れて寝つきが良くなることもありますよ!
子供が寝なくてイライラしたら??
子育て以外にも家事やお仕事などでクタクタになっているのにお子さんがなかなか寝てくれなかったらイライラするのも当たり前です。お母さんも一人の人間ですから、当然イライラすることだってあります!イライラしているのに、その気持ちを抑えたり、見ないフリをすることで余計にイライラが大きくなることもあるので、「イライラするよね~!」と、まずはご自身の気持ちを認めてあげましょう。
また、可能であれば一緒にお子さんと寝てしまうことも一つの手です。「お母さんも一緒に寝るよ~!」などとお子さんに声をかけ、お母さんも一緒に寝ようとすることでお子さんも安心してスッと寝てくれるかもしれません。イライラして無理矢理寝かしつけようとするより、無心で寝かしつけするときの方がスムーズに寝てくれることも多いですよ。
子供の理想的な睡眠時間・生活リズムは??
お日様のリズムに合わせて、太陽が昇るころに起き、太陽が沈んでから眠るのが理想的ではありますが、「○○時に起きて○○時に遊んでおやつは絶対○○時!!!」などとあまりにも決め過ぎてしまうと子育てが苦しくなってしまうと思います。また、生活の仕方は、お子さんの月齢や年齢、ご両親のお仕事や生活スタイルによっても変わってくるものだと思います。
ご自身の起きる時間に合わせてお子さんを起こす時間を決め、そこからお子さんとご家族にとって心地よい生活スケジュールやリズムを見つけていくことが理想的ではないでしょうか。細かく時間を決めていても、たっぷり遊んで疲れていたらご飯も食べずに寝てしまうというようなこともよくあるものです。大切なのは育児書や情報の通りに子育てするのではなく、その子をしっかり見て、その子に合った子育てを臨機応変にしていくことだと思います。
パパ・ママの睡眠不足解消法は?
睡眠不足の原因が何かをまずは知り、原因に合わせて対処していくことで解消していきましょう!お仕事や家事などに時間を取られて睡眠時間が不足しているのであれば、優先順位が低いものはないか一つひとつ考えてみましょう。
その他、例えば食事の支度に時間が取られているのであれば、作り置きをしたりお総菜やお弁当を上手に取り入れたりするなどして、睡眠時間を確保できるようにするといいでしょう。また、夜泣きが酷かったり寝つきが悪いなどの理由で睡眠不足になっているのであれば、お昼間にお子さんと一緒にお昼寝をすることもおすすめです。
イライラしたら反対に寝かせるのを諦めてみる!
こちらが必死になって寝かそうとしている時に限って子供がなかなか寝てくれないことってありますよね。そんな時は「1日くらい寝なくても死にはしない!」と思って、諦めてみるといいかもしれません。子供は本当に眠たくなったら、すぐに寝てくれます。お茶を飲んだりして気分転換をして、お子さんが眠たくなるのを待ってみてください。意外とすぐに眠たそうにして、うとうとし始めることもありますよ!
まとめ
「夜寝てくれない、寝かしつけがうまくいかない」などといった睡眠に関するお困りごとは子育てのお悩みの中で常に上位に君臨するもの。
それだけ多くのパパ・ママが子供が寝ないということで悩まされているのです。
お子さんが夜なかなか寝てくれなかったり、度々起きてしまって睡眠不足になったりすると精神的にも肉体的にも本当につらいことですよね。イライラしたり「早く寝てよ!!」と怒りたくなることも沢山あると思います。
しかし、お子さんの立場になって考えてみると、イライラしているパパ・ママに「早く寝てよー!!」と言わんばかりに高速トントンや高速ゆらゆらをされたら…全然眠れませんよね(笑)
まずは考えられる原因を見つけ、対策を行ってみてください!それでも寝ない時は諦めて一緒に起きていてもいいのです。「夜○○時には寝かせなくてはいけない!」とこだわりすぎず「眠たくないんだね~。そんな時もあるよね。」とのんびりした気持ちでいると、寝かしつけも子育ても楽しんでできると思いますよ♪
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