産院選びはいつまでにしたらいい?失敗しない選び方のポイントは?



産院選びの時期はいつから?いつまでに決めればいい??

基本的に妊娠20週から30週までに、分娩予約が必要です。まずは希望の病院が分娩を受け付けているかを確認して、早めに決めましょう。妊娠がわかったらすぐに調べ始めると安心です。

出産できる病院の種類と特徴は?

◆産科専門の病院・クリニック

産婦人科クリニックは、院の方針によって出産方法が様々で、自分の意見や出産スタイルなどの希望を尊重してもらいやすいというメリットがあります。

例えば、分娩台を使わずに椅子に座ったり、布団の上で分娩したり、自分の産みやすい姿勢で産むというフリースタイルの出産法を希望できるところもあります。

逆に気を付けるべきことは、病床数にもよりますが、常勤の産科医が一人というところもあったり、費用が高くなる場合もあるということです。

◆総合病院・大学病院

総合病院・大学病院は、内科や産婦人科以外の診療科が併設されているので、お母さんや赤ちゃんにトラブルがあった時に速やかに対応してもらえるというところが大きなメリットです。
デメリットとしては、何人も産科医がいるので、お産の際、担当の医師に立ち会ってもらえるかが分からないということや健診時の待ち時間が長い、希望する出産スタイルが選びづらいということがあります。

◆助産院

助産院は助産師が開設している病院を指します。
陣痛促進剤などを使わない自然分娩ができたり、産後のケアや母乳、育児に対するケアも手厚くやっていたりというところが大きなメリットと言えます。
一方で、医療行為はできないので、リスクがある出産になる場合は、提携している医療施設に転院するという可能性もあります。助産院で出産する場合は、どこの病院と提携しているのかも事前に調べておきましょう。

◆周産期医療センター

周産期医療センターは、母親を診る産科、赤ちゃんを診る新生児科が一体となった高度な医療施設を備えた病院で、ハイリスク出産に対応しています。地域からの紹介や救急搬送の受け皿としての役割を担っているので、病院によっては、紹介のみの受け入れとなっているところもあります。お母さんや新生児の様態が急変しても同じ施設内での対応が可能という点で安心です。医療技術が高いスタッフも多いので、妊娠前から持病がある方、妊娠出産にリスクがある方に多く選ばれています。

しかし、健診に時間がかかるというデメリットもあるようです。また、地域によっては周産期医療センターの数が多くないため、遠くまで足を運ばなくてはならない場合もあり、通うことが大変になることもあります。
利用したい病院が周産期センターの指定を受けているかどうかはホームページ等で確認出来ます。shutterstock_121866532

産院選びで失敗しないためのポイントは?

どういったところを重視するか、大事にしたいポイントを、家族も含めて、自分たちであらかじめ見極めておくことが大切です。

◆施設の雰囲気やサービスの充実

病院によって施設の雰囲気やサービスは大きく異なります。ホテルのような清潔感のあふれる病院もあり、お料理がおいしい、設備が充実しているなど施設によってそれぞれ特徴がありますのでチェックしてみましょう。

◆赤ちゃんとの過ごし方

赤ちゃんとの過ごし方についてもチェックしておきましょう。出産した後に、完全に母子同室のところもあれば、日中は母子同室で夜は母子別室というところなどなど病院によって違いがあります。

◆費用の確認

出産する病院、産院によって、金額は大きく異なります。国立や公立といった病院では費用も抑えることができますが、反対に私立などの病院は費用が高額になることも。地域でも費用は違ってきますし、入院する部屋の選択でも大部屋か個室かで費用は異なります。

基本的に、検診や出産にかかってくる基準となる費用の取り決めはありますが、それに付加されるさまざまな費用が違ってくるため、出産費用はしっかり確認しておく必要があります。これら費用の設定は、病院によってまちまちですので、分からない費用については、病院に直接問い合わせてみましょう。

◆自宅からの距離

特に妊娠後期に入ってお腹が大きくなってくると、毎週通わなくてはならなくなるので、できれば自宅から近い病院を選んだ方がいいでしょう。陣痛が始まったときや破水した時も、車で40分~50分で行ける家の近くだと安心できます。

◆母乳かミルクか

母乳主義かミルクかというところは、病院によって違いがあります。完全に母乳を推奨しているところもあれば、お母さんの体の回復を優先して、必要に応じてミルクを足す方針の病院もあります。
ママの希望に合わないと、ストレスになる可能性もありますので、事前に確認されることをおすすめします。

◆NICUがあるか

NICU(新生児集中治療室)は、ハイリスクの妊娠や母子の命に危険がある場合にも対応してもらえるので、心配な方は、NICUのある病院に入ることをおすすめします。ただし、なかなか分娩予約が取れないこともあるので、早めに申し込みをするようにしましょう。

また、他の産婦人科と連携していて、健診はそちらで受けるように言われる場合もあります。はじめに通っていた産婦人科の対応が良くても、出産が近づいて病院が変わるとイメージが違うということも考えられます。連携病院・分娩する病院の両方を下調べしておきましょう。

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産院の下見や見学はできる??

下見や見学を受け入れている病院、産院もあります。気になる場合は直接問い合わせてみましょう。出産後は、助産師さんや看護師さんと関わることが多くなるので、患者さんや妊婦さんへの対応やスタッフ間のコミュニケーションを病院に訪れた際に見ておくといいでしょう。

まとめ

お産は人生に何度もあるようなものではありません。ですから、自分だけではなく、家族も含め、みんなが納得できるような出産をしていただきたいなと思います。まず、費用や安全性、出産法など、どういったところを大切にしたいのかということを明確にし、ご家族と話し合った上で病院選びをすると、お産を楽しめると思います。
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