子供の気持ちがわかる親になるコツは??子供の心を開くために親ができること


子供が何を考えているかわからない時はどうすればいい?

子どもの気持ちがわからない時は、子どもの気持ちになって考えてみましょう。小さくかがんで子どもの目線になり、お子さんが普段している遊びをやってみたり、お子さんが好きな遊びやおもちゃについて何でこれが好きなのか、理由を考えてみましょう。子どもはいつだって親へのサインを出しているのです。ピンチの時と悪い事をする前は特に。

悪戯や悪い事をする前に子供はチラッと大人の顔を見ます。お子さんの元気がない時は、その前から何らかの変調があったはずです。日頃から子どもとの会話を大切にしておくと、気持ちの変化を感じ取りやすくなります。

どうしてもわからないなら「元気がないね。何かあった?」と素直に聞いてみましょう。「ママは最近こんなことで悩んでいるの」と先にお母さんのお悩みについて話を切り出すのもいいと思います。そうすれば、お子さんもぐっと話しやすくなります。

子供が自分の気持ちを言わないのはなぜ??

子どもが自分の気持ちを言わない時は

①親に心配をかけたくない

②相談するのが恥ずかしい

③親に言っても理解して貰えないと思っている

という3つの理由が考えられます。

②の場合、友人や幼稚園・学校の先生、兄弟、父親などママ以外の人にだったら話せるかもしれませんね。お子さんが異性の場合、こういうことはよくあります。ただ③の場合には少し注意が必要です。子供が本気で相談しているのに後回しにしたり、適当に流したり、決めつけや否定をしていると「言っても分かってもらえない」と子供の中で線を引くことがあります。それが母親だと特に、子供の心には大きなわだかまりができてしまいます。

 

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子供が心を閉ざすのはどんな時??

子供が心を閉ざすのは最終手段です。「あぁ、この人には何度訴えかけても無駄なんだ」そう思った時、子供は傷つかないために心を閉ざし、理解してもらうことを諦めます。もし心を閉ざしてしまった場合は、少しずつ永を溶かすように心を癒してあげることが大切です。この時決して大人の思い通りにしようとしてはいけません。

少しずつ少しずつ、お子さんの表情や様子を見ながら歩み寄ることを心がけてください。笑顔が見られたり、子どもの方から話しかけるようになれば、永が溶けてきている証拠です。これまで以上にたくさんの愛で包んであげましょう。

子供とうまくコミュニケーションをとる方法は?

まず、親が子どもに対して「やってあげてる」という意識をなくすことが大切です。「遊び相手になってあげている」「合わせてあげている」というふうに、大人は子どもに対してどうしても上から目線になりがちですが、子どもは驚くほど大人の気持ちに敏感なのです。

ですから、大人も子供と一緒になって遊びを楽しみましょう。積み木やブロック遊びも大人と一緒なら大作が作れます。普段の遊びに飽きたら、外出などいつもと違うことをするのもいいですね。大人が本気で遊び、子供以上に楽しむことが子供とコミュニケーションをとる最大の秘訣です。

そのようにしていると、子どもの方からたくさん声をかけてくれるようになりますよ!

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イヤイヤ期・反抗期でお悩みの方へのアドバイスは?

多くのママたちが悩まされるイヤイヤ期!うちの1才6ヶ月の息子も始まっています。叱ると嫌がって横になりゴロゴロ~と転がっています(笑)。新大阪駅の通行人が行き交う中でゴロゴロされたときにはどうしようかと思いました(笑)。

1才半~2才頃になると自我が出てきてイヤイヤ期、その後反抗期がやってきますね。でも良い子ちゃんすぎたら子育てがつまらないと思いませんか?
ご飯をイヤイヤされたから、次は細かく刻んで料理にまぜて完食してもらおうとか「あー言ったらこー言う」という反抗期の子どもにどう言って納得させようとか、色々な問題を通して私たち親もレベルアップしていると思うのです。ですから、子どもに反抗されても、それを楽しむ工夫をしてみましょう。

また、子育てに対して真面目な方ほど、きちんと注意しなければいけない、しつけをしなければいけないと思いがちですが、色々言う子には一人でさせてみたらいいんです。お子さんに「ミッション」を与えてみましょう。出来たら達成感と自信、出来なかったら悔しさと尊敬が生まれます。どちらもお子さんの成長に必要なものだと思います。

まとめ

子どもは、周囲の大人への関心がものすごく高いもの。一緒に遊んでいても、大人が楽しんでいないとすぐにばれてしまいます。大人に気を遣ってしまう子さえいるのです。「ママ楽しそうじゃないなぁ。もう止めた方がいいのかなぁ」って。大変だとは思いますが、時々家事や仕事の手を止めて遊びに没頭してみましょう。

大人が本気で遊ぶと子ども達の表情も変わります。また、子どもの気持ちになって本気で遊んでいると、自然と子どもの考えていることや変化がよく分かるようになります。

子どもの変化に気が付けるようになると

  • 会話が増え、子どもが相談してくれるようになる
  • 問題が大きくなる前に解決する事が出来る
  • 子どもが親から愛されている充足感を感じることが出来る。

このような多くのメリットがあります。

また、ママに悩みを打ち明けないのなら、パパが聞き手になるのもいいでしょう。子どもが一時的に心を閉ざしても、大人が「あなたのことを信じている」というスタンスで見守っていると自分で解決して、親のもとへ帰ってくることも多いです。
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