17 Jun 2016

目次
トイレトレーニングを始めるタイミングはいつから?何歳になったら始めるべきなの?
何歳というよりは、こどもの体の機能と心の準備が整ってから、お子さんのタイミングで始めましょう。
赤ちゃんの頃は脳がまだ発達途中なので、尿意を感じませんし、膀胱が小さく、ためることができないので、おしっこが少したまると反射的に出てしまいます。体が発達してくると、膀胱におしっこをためることができるようになり、脳に情報が伝わると「おしっこがしたい」という尿意を感じるようになるのです。
具体的な始めるタイミングとしては、歩けること(運動機能が発達している)、自分の気持ちが伝えられること(言葉や体をつかって表現ができる)、おしっこの間隔があくこと(2~3時間くらいあくと進めやすい)の条件が揃ってからがオススメです。個人差が大きいので焦らずタイミングを見極めていきましょう。
トイレトレーニングに成功するためのおすすめの方法は?
まずは、トイレに行くのが楽しくなる環境を整えましょう。トイレが怖いと思ってしまっては、トイレに行くことすら難しくなります。トイレに好きな動物やキャラクターの絵をはったり、トイレに関する絵本などで楽しいイメージをつくったり、まずは行ってみたい!と興味を引くような演出をしてみましょう。
また、お母さんやお父さん、お兄ちゃんやお姉ちゃんがトイレに行く時に一緒に連れていって、トイレですることを教えるのもいいです。
次に、出なくてもいいので、トイレの便座に座るという体験をさせてみます。朝起きたときや昼寝の前後、お出かけの前や、寝る前など「トイレにいってみようか?」と声をかけて誘ってみましょう。嫌がったら無理に座らせず、「じゃあ、次は行ってみようね~」などと言って、次の機会にしましょう。座れたら「おしっこちー、出るかな~?」などとお話しながら、出なくてもまずは座れたことを褒めてあげてください。
何回か誘っているうちに、タイミングよく出るかもしれません。出たら、「すごいね~できたね~!」とたくさん褒めてあげましょう。そうすると、トイレでできたことがとても嬉しく誇らしい気持ちになり、またやってみようという気持ちにつながります。
パパ・ママから誘ってできるようになったら、自分から行くという時期に入ります。お子さんが言ってくるのを待ちつつも、タイミングをみて声をかけてあげてもいいでしょう。ただ、間に合わず失敗しても叱らず、「次は教えてね」と励ます気持ちで進めていきましょう。
はじめてのパンツやおまるの選び方は??
はじめてのパンツ、おまるは、2歳前後ならお子さんと一緒に選びに行きましょう。自分で選んだことで、やる気が出る子もいます。お気に入りのパンツを汚すのはイヤだ!と思って、トイレに行くようになった子もいます。
また、足が付かないといきみにくい子もいるので、足が付く台を用意してあげたり、ステップが付いているものを買ったりすることもいいですね。
トイレトレーニングを嫌がる場合はどうすればいいの?
嫌がる場合は無理にすすめないのが一番です。「早くオムツを卒業しなきゃ」と焦る気持ちもわかりますが、無理矢理すすめてもうまくいきません。強制すると余計にトイレが嫌いになってしまうこともあるかもしれません。少し期間をおいて、また誘ってみましょう。
トイレトレーニングは1日のいつやるべき?間隔は?
トイレトレーニングは、おしっこがたまっているときがうまくいくことが多いので、まずは、朝起きたときやお昼寝のあとに誘ってみましょう。
ただし、遊びに集中しているときはトイレに行きたくないので、生活の節目節目で誘うことをおすすめしています。例えば、お外に行く前、ごはんを食べる前、お風呂に入る前、夜寝る前、などに誘ってみるといいでしょう。間隔はその子の排泄のペースにあわせてあげるといいでしょう。
まとめ
トイレトレーニングは「焦らず、叱らず、無理強いせず」が一番のポイントです。いざ始めてもなかなか思うように進まなかったり、できたと思っていたら失敗してしまったり、振り出しに戻ったり・・・。ほかの子と比べてしまってイライラすることもあるかもしれません。でも、一人一人違って当たり前なので、焦らず、ドーンと構えていましょう。
おむつはずれをスムーズに進めるには、うまくいった時の達成感を感じられるようにすることが大事です。失敗しても当たり前という気持ちでさらっと片付けて、出来た時には思い切り褒めてあげましょう。ほかの家族や友人にも「できたんだよ~」とお子さんの前で話して自尊心を高めることもおすすめです。
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