25 May 2016

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妊活中、体が冷えるとなぜ妊娠しにくくなるの?
冷えるということは体の中を血流が十分にめぐっていないことが原因です。血流が十分でないということは、子宮も血流が不足している状態になります。そうすると、ホルモンの巡りも悪くなり、子宮内膜が十分に育たないため不妊につながる可能性があります。
赤ちゃんになる受精卵が着床するための子宮内膜は、ふかふかして少しべたついている状態が良いのですが、冷え性の人はその状態になりにくいと言われています。
生活の中でできる冷え性対策は?
冷え性対策というと、まず腹巻きやカイロを貼ることが浮かびますね。子宮を直接温めることもひとつの方法ですが、もっと大切なことは、血流を上げて、めぐりを良くすることです。
血流が悪くなる一番の原因は、運動不足です。もっと言うと、運動する筋肉が不足しているのです。
また、下半身の筋肉が衰えれば衰えるほど、血流のめぐりが悪くなるとよく言われています。ですから、まず、普段歩いていない人は歩くことからはじめてみましょう。階段を上がることも良い運動になりますし、スクワットも下半身の筋肉を鍛えるために効果的です。スクワットも高速でする必要はありません。無理せず、ゆっくり取組みましょう。
また、休むことも運動することと同じくらい大切です。
睡眠不足が原因となって冷え性となっている人も多いのです。睡眠不足でなくとも、夜型の生活リズムの人は冷え性になりがちです。ですから、夜の10時から12時の間にはきちんと寝ることを心がけましょう。
妊活中におすすめ!体を温める食べ物は?
食べ物も体の中から温める、大切な要素の一つです。外食よりも家で食べるご飯の方が体を温めますので、できるだけ家で作った料理を食べてください。
体を温める食べ物としてまずおすすめしたいのが、味噌汁です。それから天然の塩も体を温めるために良いと言われています。精製された塩でなく、なるべく天然の塩を選ぶようにしましょう。
他には、赤みの牛肉もおすすめです。女性はつい避けがちになりますが、これは鉄分にもなるので意識して摂りましょう。
逆に、摂らない方が良い食べ物もあります。砂糖や添加物は体を冷やします。また、海外物の小麦も冷えやすいので要注意です。
朝ご飯がパンとコーヒーとヨーグルトと言うメニューになりがちな人は、食生活を見直すと良いでしょう。何を食べるか?も大切ですが、何をやめるか?も大切なことです。
冷え性に漢方は効くって本当?
冷えに効く漢方は、実は複数あります。今は漢方サプリメントも手に入りやすくなりましたが、体質によって同じ漢方でも飲んで効く人と効かない人がいます。漢方で冷え性対策をしようと考えるなら、専門家の診断を受けに行くのが近道です。漢方診断をしてくれる病院も増えてきていますので、上手に見つけていってください。
冷え性改善&妊娠力がアップするツボはある??
冷え性改善のツボはあります。妊活に力を入れている鍼灸師はたくさんいます。自宅でできるセルフケアとしてもお勧めですので、習いに行くと良いでしょう。
お灸もお勧めですよ。
まとめ
妊活をするなら冷え性解消は必須です。その方法として、血流を上げて巡りを良くすることがまずは大切です。
冷えは検査ではわからないため、指摘されることは少ないですが、今、隠れ貧血と言って、病院では異常なしと言われたけれど、実際は貧血だという女性がたくさんいます。女性は、生理によって毎月血液を失っていますが、その分の血液をうまく補充できていないことがよくあるのです。
血が足りなければ、血流も悪くなり、体温が下がってしまいます。ですから、食べるものに気をつけて血を増やすことがまずは第一。そうして血が増えて来たら、血行をよくしてきちんとめぐらせるための筋肉を付けて行くことが大切になります。
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