子どものお年玉いくらあげるべき??相場は?


お年玉の相場ってどれくらい?

お年玉で、1人の大人が子どもに渡すお金の相場は気になりますよね。住信SBIネット銀行が行った「お年玉に関する意識調査」では、

・小学校1年生〜3年生
50%以上の人が1000円〜3000円位

・小学校4年生〜6年生
40%が1000円〜3000円、もう40%が3000円〜5000円。

・中学生
半分程度の人が3000円〜5000円位、4割が5000円〜1万円位

・大学生
半分程度の人が5000円〜1万円

というデータが出ています。参考にしてみてください。

今時の子どもはお正月に総額どれくらいもらってる??平均は?

上記の調査によると、今時の子どもがお年玉でもらう総額は、小学校低学年だと25%が10,000円くらい、15%が20,000円くらい、もう15%くらいが30,000円以上になっています。高学年だと10,000〜50,000円が全体の75%を占め、中高生だと10,000〜50,000円もらっている子どもが全体の50%くらいになり、70,000円以上が5%以上になっています。
ただし、中高生でも3,000円未満の人もいるので、ピンキリと言えますし、もらっていても親が管理している人も多いようです。

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お年玉は何歳からあげるべき??

お年玉を何歳位からあげるべきかを気にする人も多いでしょう。何歳からあげるかということは難しい問題ですが、小さい子の場合、その子にあげるというよりも、親と大人同士の繋がりであげることが多いのかなと思います。

親戚同士で集まって、自分の子どもが貰ったら相手が小さくても返すということもあると思います。お小遣いは本人が使うためにあげるものですが、お年玉は家族対家族の関係による部分が大きいので、場合に応じてあげるかあげないかの判断が必要です。

親からお年玉ってどう?あげるべきなの?

お父さん・お母さんの25%が自分の子どもにお年玉をあげているというデータがありますが、あげるかあげないかはご家庭の考え方によるので、夫婦での話し合いも必要です。もし、子どもが他から沢山貰っていたら、親からあげる必要はないかもしれませんし、たまたま親戚にあまり会えず、貰えなかったらあげてみるというのもいいと思うので、臨機応変でいいのではないでしょうか。家庭によってそれぞれ違うので、お家の中で方針を決めることをおすすめします。

ちなみに、親戚の子どもや甥っ子・姪っ子にあげる人は47%ほど。他にも知人の子どもや近所の子どもにあげるという意見もありますが、それはあまり多くないようです。

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親戚や知人からもらいすぎてしまった時は?

お年玉の扱いは、金銭教育に繋がってくるところでもあります。たくさんもらった時に、すべてのお金を子どもに渡していいのか迷う方もいるでしょう。このような時は、例えば、郵便局や銀行に子ども名義の口座を作って貯金していくことがおすすめです。「これからお金がかかってくるから、そういう時のために自分で貯めていきましょうね」というふうに目的をお子さんにきちんとお話しして貯金させてあげてください。

また、例えば3万円あったら、そのうちのいくらは「自分で使うお金にしましょう」とか、何か欲しいものがあったら「一つこの中で買って、残りは貯金しましょう」など、その家族でお金について話し合いをする為の材料にするのもいいでしょう。
中学・高校になってきたら、多くの子どもは自分で管理ができますが、まだ小さい場合は年齢に応じて、使い方をきちんと親子で話し合いましょう。

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まとめ

お年玉というものは、子どもにとって年に一度のボーナスのようなものですが、お小遣いと同じように、お金をこれからどういうふうに使っていくかを勉強するための材料にもなります。お年玉をきっかけにして、どのようにお金を使って行こうか、どういう風にお金を貯めて行こうか、どれだけ自分が使うか、欲しいものは何があるかなど、お子さん自身で考える機会をぜひ作ってあげてください。

 

【参考資料】
住信SBIネット銀行「お年玉に関する意識調査」

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