子育てで失敗してもいい!?今から親ができることは??


子育てのよくある失敗は??

◆感情をぶつける

感情のままに子供を怒鳴り、怒ることはよくありません。
例えば、子供がお皿を割った時の叱り方としては、大きく分けて3つのタイプが考えられます。
1つは、「こんなことして危ないじゃない!!」という感情ぶつけ型。
もう1つは、「こんなことしちゃだめよ。○○してたからこうなったんでしょ」という決めつけ型。
3つ目は、「大変!けがはしてない?どうしてお皿割っちゃったの?」という子供を心配するタイプ。

余裕があれば3つ目のように子供を心配出来るのですが、状況によってはイライラして感情をぶつけたり決めつけてしまうこともありますよね。もし感情をぶつけてしまったとしても、大丈夫です。ひと通り気持ちが晴れたら子供のフォローをしましょう。なぜそうなったのか理由をじっくり聞くことが大切です。その後にお皿は元に戻らないこと、手をけがしたら危険なことなどに子供に分かって欲しいことを伝えるといいと思います。

◆親が一方的に決めつける

「どうせ○○してたから出来なかったんでしょう」という言葉をよく耳にします。子供にとっては何か別の理由があって出来なかったのかもしれません。
このような言い方は子供の心を深く傷つけます。

◆子供の話を聞かない

子供の話はどんどん聞いてあげましょう。家事をしながらでも大丈夫です。子供は親に話を聞いてもらうだけで、みるみる元気になります。

◆否定的な言葉を使う

否定的な言葉を使うこともよくありません。ネガティブな感情も人に備わっている大切なものですが、親が子供に言う場合はあまり頻繁にならないように気をつけましょう。shutterstock_449582680

子育ては失敗してもいい??

子育てはどんどん失敗した方がいいと思います。むしろ何をもって失敗なのかという基準は、人それぞれですから、ご自身の捉え方次第なのではないでしょうか。

日々の子育ての中で感情的になって怒ってしまい、後悔することも多いと思います。ママも人間ですし、余裕がない時も、失敗する時もあります。むしろ、失敗するからこそ人間は成長できるのではないでしょうか。失敗を後悔するのではなく、学びだと捉え、ポジティブな力に変えて子供と向き合うようにしましょう。例え失敗したとしても、お子さんはママが大好きなはずです。shutterstock_286004666

「失敗したかも」と感じたら??後悔している人へのアドバイスは??

◆今からでも子育て法を変える

子育てを失敗したなと思った時点からできることもたくさんあります。例えば、子供を叱りつけすぎたことで、びくびくしたり、周囲の反応をうかがったり、自分の言いたいことが言えずに抑圧されているような子供に育ってしまったら、それに気づいた時点で子育ての方法を変えればいいのです。
子供が自分のことを話せるように、子供に寄り添って話を聞いてあげたり、「お母さんはあなたのことが嫌いで叱っていたんじゃなくて、あなたにこんなことを感じてほしかったのよ」と言葉がけをしたりして、少しずつ固まった心をほぐしていくことが大事だと思います。そういう言葉がけをしていけたら必ず親子関係も性格も改善していきます。

◆親が幸せである姿を見せる

子供にとって一番悲しいことは、ママが自分を責めていることです。ママが後悔を引きずってしまうと、お子さんも「私がちゃんとしていないから、お母さんが自分のことを責めているんだ」と感じ、辛い気持ちを抱えたまま大人になってしまう可能性も。責任を感じてしまう気持ちはわかりますが、何よりもママ自身が笑顔で楽しんでいる姿をたくさん見せましょう。

◆子供の心の傷を癒す

親に言われて本当に辛かった言葉や認められなかった経験など、子供の頃に傷ついた記憶はずっと残っています。その状態が長く続けば続くほど、心の傷は消えにくいものとなってしまいます。中学生くらいになると深い話も理解できるようになるので、「あの時はこういうつもりで言ったんだよ」と、傷を癒す機会をさりげなく作るようにすると、親子関係が改善してくると思います。shutterstock_407850283

まとめ

子育ては失敗の数だけ学ぶことがあります。「子育て=親育て」で、今まで子供だった人が初めて子供を産んで、子供と一緒に育っていくのだから、できなくて当たり前なのです。はじめから成功してばかりの人などいません。
失敗して、子供とぶつかって、本気でやりあって、方向修正をしながら、お互いに理解を深めていくものなので、失敗したと思ってもどんどん子供と関わっていってあげてください。

そうしていると、その子に子供ができた時、お母さんの気持ちも理解してくれるようになるので、子育ては怖がらずにどんどんチャレンジしていきましょう。子供のいろいろな気持ちに触れ、一緒に体験して、一緒に成長していくという気持ちで育児と向き合っていきましょう。

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