子育てのお悩みランキング!対策・対処法は??


1位:自分の時間がない

子育てで忙しくて、自分の時間がなかなか取れないというお悩みはとても多いです。
このような場合は、以下のような方法で家事を早く終わらせ、子供を寝かせた後の自由時間を作りましょう。

◆上の子に任せる

簡単な家事は子供たちにお手伝いをしてもらいましょう。
洗濯物のたたみ方などしっかりと教えれば、意外と綺麗にたたんでくれます。
もしくは、「家事に集中する時間」を作って、その間は上の子に下の子の面倒を見てもらうという方法もあります。家事が一通り落ち着いたら、みんなでTVを観たりおやつを食べたりして、リラックスしましょう。一仕事終えた後の団らんは家族の絆を深めます。

◆子供向け番組を見せる

ママが直接遊んであげることが子供に良い影響を与えるのはもちろんですが、それができない家庭もあります。
例えば、お子さんが第一子で2歳以下の場合、誰かに家事を手伝ってもらったり、家事の間一人で遊ぶということは中々出来ません。
そういった場合、家事にどうしても集中したい時は子供向けのテレビを上手く活用してみましょう。
「子供にTVを見せてはいけない」「テレビを見せすぎると、受動的な子供になってしまう」という説もありますが、子供向け番組では歌や踊り、お話がたくさん盛り込まれていて子供の感受性や脳の発達にとてもいいのです。言葉も早く覚えます。

見せる際には、できるだけお話や歌がたくさん含まれている楽しいものを選んであげて下さいね。

1日1時間テレビを観るくらいでは受動的な子供にはなりません。テレビを見せる・見せないということより、普段大人がどれだけ子供に話しかけているか、自分自身で考える機会を与えているか、ということの方がよっぽど子供の成長にとって大切だと思います。

◆夫や家族に協力してもらう

夫や家族に家事や育児を手伝ってもらうことは大切です。
特に旦那様に、帰宅後や休日に家事や子育てを手伝ってもらえるといいですね。家事が苦手な旦那様ならお子さんと遊んでもらいましょう。
また、おじいちゃん・おばあちゃんに遊びに来てもらう、もしくは遊びに行く。ご自身のご兄弟に手伝ってもらうという方法も考えてみましょう。

毎日子どもと一対一だとママもお子さんも息が詰まってしまいますよね。お子さんにとっても、ママ以外の人と関わることが良い刺激になり、心身共に大きく成長できるきっかけになります。shutterstock_235690498

2位:夜泣きや睡眠不足などによるストレス

夜泣きや睡眠不足にお悩みの方は、日中お子さんと一緒にお昼寝をしましょう。生後1ヶ月頃までの赤ちゃんは、まだ昼夜の区別がなく、短いサイクルで「泣く」「寝る」を繰り返します。その後、半年程の時間をかけて睡眠リズムを整え、やっと「夜に長時間寝る」というサイクルができあがるのです。妊娠・出産を終えた産後のママの身体は、ただでさえ弱っていますから、夜泣きがあるうちは家事を最低限にして、なるべく身体を休ませることをおすすめします。

赤ちゃんと一緒にお昼寝をして、すっきりしてから家事をするようにしましょう。
反対に赤ちゃんのお昼寝中に家事を済まして、パパが帰宅したら家族みんなで早めに就寝したりして夜にたっぷり睡眠をとるのもいいですね。

ご自身や赤ちゃんにとって一番過ごしやすい方法を探してみるといいと思います。
ただし、赤ちゃんが寝ている時に家事をする際は、赤ちゃんの呼吸チェック(うつ伏せで眠り苦しそうな様子ではないか、顔に布団がかかっていないか、呼吸はしているか)は、定期的にするようにしましょう。

3位:家事や仕事との両立ができない

家事と仕事の両立―ご両親の手助けのないママさんにとっては切実な問題ですね。
実は、お仕事を続けられるママさんには秘密があります。
それは、”手を抜く、人に頼る、サービスを使う”ということ。

朝保育園に送り出してフルタイムで仕事して、夕方お迎えに行ってご飯作って、お風呂に入れて、寝かしつけ!
こんな毎日だと、疲れ切ってしまいますね。ですから、子育て中は「完璧に出来なくても◎」という気持ちでいることがとても大切です。ある程度出来ればいいか。という「まぁ、いっか精神」でママさんには過ごして頂きたいのです。

本当に手のかかる幼少期は0~5歳まで。
ここを乗り切ると、ある程度のことが自分で出来るようになってぐっと子育ては楽になります。

また、買い物手間いらずの食材・食事の宅配サービス、1時間から利用出来る家事代行サービスやベビーシッターを利用するのもいいですね。市のファミリーサポートを利用すると1時間800円程度でお手伝いに来ていただけることもあります。

仕事に関しては子育てが大変なうちは時短勤務にしたり、可能な状況であれば一度仕事を辞めることを考えてもいいのではないでしょうか?心がざわざわして、違和感があるのなら「本当は子育てに集中したい」という気持ちがあるのかもしれません。

子どもはママのことが大好きでいつも応援しています。ママが楽しそうな姿を見ると子どもは安心するのです。

日々の暮らしは「まぁ、いっか精神で」。お仕事との両立は”手を抜く、人に頼る、サービスを使う。”

それでも、心身共に辛さが取れなければ、家族で今後どうして行きたいかというライフプランを話し合ってみるといいと思います。shutterstock_375645019

4位:子供にすぐ怒鳴ってしまう・子供の叱り方がわからない

怒鳴られると子供は怖がって萎縮してしまいます。怒鳴られて育つと、将来その子自身が怒鳴る大人になってしまうことも。子供が悪いことをして、次に同じことをしないためには「悪かったな~」と子供自身が反省することが大切です。
また、年齢によっても叱り方が変わってきますので、お子さんの年齢に合った叱り方をすることが重要です。

◆0~2歳は短文で繰り返して

0~2才までは「めんめ」「いやいやよ」などなるべく短文で伝え、いつも同じ言葉で注意するようにしましょう。
そうすると、「めんめ」=ダメなことだと覚えます。
また、この時期は、全て注意するのではなく、こちらが堪えることも大切です。月齢が低いほど、初めてすることばかりなので失敗も多いです。その度に叱られると、お子さんにもストレスが溜まってしまいますので注意しましょう。

◆3歳ごろからは自分で考える機会を与えよう

3才歳頃からは自我(自分の意思)が強くなってきます。また、こちらの話も理解できてきますので、ふざけすぎて危ないなら「危ない、そこから降りて」など、毅然とした態度ではっきり伝えましょう。
危険を回避出来たら「どうしたかったの?」と危ない状況になった理由を聞きます。目を見てとことん聞きましょう。
子供が理由を話し終えたら「それはしてもいいことだったのかな?」という言葉がけをし、子供自身で考えられる機会を与えてあげるといいと思います。

◆小学生は子供が話しやすい環境作りを

小学生になったら子供が話したくなる環境作りをすることが大切です。
普段から、子供の言葉に耳を傾け「ママに話すとすっきりする、心地良い」と感じられるような関係を築いていきましょう。
アドバイスをしなくても話を聞いてあげるだけでも大丈夫です。

子どもは、困ったり、疲れたりすると用事がなくてもひっついてきて、ママにあれこれと喋ったり、ベタベタすることで「心を充電している」のです。
ですから、「いつでも話を聞くよ」とママが心を開いておくことが大切なのです。そうすれば、中学生、高校生になっても良い親子関係を持ち続けることができます。

5位:子供の将来やお金が心配

子供の将来やお金が心配だということは、子供にしっかりと愛情を注げている証拠です。親なら誰でも子どもを幸せにしてあげたいですよね。
ですが、あまりにも親が「心配、心配」と言い過ぎると子供も自信を持って行動ができなくなってしまいます。
ですからお子さんの前では、明るい笑顔のママでいることが大切です。

◆習い事や好きなことをさせる

お金の面に関しては、心配な方も「将来の選択肢を増やしてあげる」という意味で習い事をさせてあげることを検討してみてください。
習い事は、続けることで技術も磨かれ蓄積されていきます。
子どもに続けている習い事のどんな所が楽しいか、面白いか、先生はどんなお話をして下さるのか、将来どんなことをやってみたいのか。そういうことを聞いてみましょう。大人がワクワクしながら話を聞くと、子どもの意欲が高まります。

金銭や時間の問題で習い事をさせてあげられないという方も大丈夫。ご家庭で勉強や絵画、手芸、ピアノ、ダンスなど好きなことをさせてあげて下さい。大きくなってからも、学童や部活などお金をかけずに好きなことをさせてあげる方法はたくさんあります。

◆色々な人に会わせる

子どもが将来の理想像をしっかり描けるように、小さいうちから色々な大人に会わせてあげることをおすすめします。
多くの人に会い、お話を聞くことは子どもが憧れを抱くきっかけになります。コミュニケーション能力も養われますね。世の中には数え切れないほど多くの人や職業が存在するのだと教えてあげましょう。

◆本は面白いと伝える

3歳までの読み聞かせがその子の一生を左右するという脳科学の研究結果を読んだことがあります。将来が心配という方は、なるべく早い年齢から「絵本の読み聞かせ」をしてあげましょう。
ただし、本には良書とそうでないものがあります。保育園に勤めていると一目瞭然で、子ども達に人気のある絵本は驚くほどボロボロです。単に子どもの興味をひく内容よりも、物語が展開してワクワクドキドキ…。読み終わった後に空想出来るような絵本を選んであげるといいと思います。

読み聞かせを子どもが嫌がっていたら無理強いするのはやめて下さい。
本来、子どもは絵本が大好きです。絵本が嫌いという子は、大抵小さい頃に内容の難しい絵本を無理に聞かされた経験がある場合も。
「絵本(本)は面白い」とお子さん自身が感じれば、自然と読書をするようになります。そうすれば、子供の世界が広がり、お子さんの将来の可能性の幅も変わってくると思います。shutterstock_221592391

まとめ

育児をしていると何事も予定通りに進みませんよね。新米ママさんは特に次々と心配事が沸いてくるのではないでしょうか。
しかし、大切なのは「問題を一人で抱え込まない」ことです。夕飯はお総菜でもいいし、手が離せない時には子供にテレビを観せてもいい。子供をきつく叱ってしまった・・・という場合は「さっきはあんな言い方してごめんね」と謝ればいい。解決法は、たくさんあります。
自分の子どもがみんなの平均とずれていても大丈夫。育児書通りに進むことが育児の正解ではないのです。

悩みをうまく消化しながら、お子さんと楽しい時間を過ごしましょう。「ママが分かってくれた。一緒に楽しい時間を過ごす事ができた。」これが子ども達にとっては、なによりも大切です。
このようにして幼児期・幼少期に母親によって培われた「心の安定感、充足感」こそが”自分は何があっても大丈夫”という根拠なき自信―自己肯定感を生む源になります。
ですから、うまくストレス発散できる方法を見つけ、子供にしっかりと向き合い、何よりもママ自身が子供との時間を楽しむことが大切です。

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