2 Oct 2016

子供の幸せって何?子育てが幸せになる家庭の条件って?
子供の幸せは、お父さん・お母さんが幸せになることだと思っています。
教育関係の仕事をする中で、お子さんが初めて座ったり、歩いたり、お友達に「ごめんね」が言えるようになった時、お母さんたちに報告すると、とても嬉しそうな顔をされますが、その時にお子さんを見ると、もっと嬉しそうな表情を浮かべています。
子供は本当にママのことが大好きで、父親・母親が嬉しそうにしていることが何よりも幸せなのです。だから子供を幸せにするためには、パパ・ママがご自身の人生を楽しむことが大切です。
また、子育ては1人でするものではなくて、たくさんの人の手を借りて、みんなで育てることが理想です。子供が様々な大人に出会う中で、それぞれの考え方に触れ、自分の居場所や憧れを見つけることが重要だと思います。お父さん・お母さんも時にはお子さんを預けて好きなことをしてみてください。自分の趣味や楽しむ時間を持って、自分を満たしてあげることがお子さんの幸せに繋がります。
子供を幸せにしたい!親ができることは?
「乳児はしっかり肌を離すな、幼児は肌を離せ手を離すな、少年は手を離せ目を離すな、青年は目を離せ心を離すな」という子育て四訓があります。本当にこの通りで、子育てにはその時々に応じた対応があります。
◆スキンシップを増やす
スキンシップをすると、心が満たされ安心することができます。また、スキンシップをするとオキシトシンというストレスを軽減させるホルモンが分泌されるという研究結果も。子供とはできるだけ肌と肌の触れ合いを意識しましょう。小さいお子さんなら、抱っこしたり、頭を撫でてあげたり、手をつないであげるといいと思います。ただ、成長するにつれてそういったことができなくなってきますよね。
男の子は特にママとのスキンシップを恥ずかしがるようになってきます。
そうした時におすすめなのが、ママがお子さんのマッサージをしてあげることです。
じっくりと話をする時間にもなりますし、お互いの気持ちがほぐれてとてもいい関係になれると思います。
◆五感で感じる体験をたくさんさせてあげる
五感を通して感じる体験は、記憶に残りやすいと聞いたことがあります。。例えばママとお子さんが手をつないで2人で一緒に眺めた空、おいしかったママの手作りアイス、悲しかった時にぎゅっと抱きしめてくれた小さい頃の記憶は、大人になっても覚えている人が多いのではないでしょうか?そうした記憶はその子にとって宝物になります。ママに愛されていた、大切にされていたという実感が大人になってから活きてくるのです。
ですから、子供を幸せにする習慣としては、五感で感じる体験をお子さんと一緒にすることが大事だと思っています。
◆ママはあなたを信じて見守っていると伝える
「ママはあなたのことを信じている、見守っているよ」ということを言葉や態度で子供に伝えてあげましょう。「何かあったらいつでも相談しておいで」などの言葉でOKです。いつでも駆け込める場所があれば、子供の安心感や自己肯定感に繋がり、何にでもチャレンジしてみようという気持ちが育つと思います。
親が幸せを感じられない時は??
親が幸せを感じられないのは我慢しているからです。独身時代や子供の頃は自分の好きなことをしていたのに、子育てが始まると自分の時間が少なくなって、好きなことができていない可能性があります。時には自分の気持ちに目を向けてみてもいいのではないでしょうか?育児は忙しいものですが、そうした時間はとても有意義で大切なものですので、ぜひ自分の好きなことをできる時間を作ってみてください。
◆コミュニティに参加してみる
私がギフトスクールという団体を立ち上げたのは、今までの子連れで楽しむイベントは「赤ちゃんが主役」だったからです。ママがメインで楽しむ講座がなかったのです。ベビーマッサージやベビーヨガなど、子供のための講座がこんなにあるのに、ママが新たな仲間を見つけたり、子育ての相談をしたり、マッサージを受けたりと「ほっと」出来る場所がどうしてこんなに少ないのだろうと思ったことがきっかけでした。
子育て支援施設などでは緊張して周りのママに声をかけられないという方も、当イベントでマッサージを受けると「ふぅ~」と力が抜けて、ママ友作りにも積極的になれるそうです。
地域に密着したイベントなので、お近くでママ友が出来るのも良い点かなと思います。
こうしたママさんを支援する団体は各地に広がりつつあります。
ママとお子さんの双方の息抜きにもなるので、探してみてはいかがでしょうか。
◆こだわりすぎない
決めつけや自分の中の価値観を子供に押し付けると、時間やお金がかかることもあり、精神的に大人も子供も疲れてしまいます。時には親がこだわりを捨てることも必要ではないでしょうか。育児を楽しむためにも、ママが無理して格好つけないこと、子供を思い通りにしようとしないこと、子供よりも本気で遊ぶことを心がけましょう。
まとめ
「乳児はしっかり肌を離すな、幼児は肌を離せ手を離すな、少年は手を離せ目を離すな、青年は目を離せ心を離すな」の子育て四訓は常に意識して欲しいです。あまり型にはめたりこだわりをもちすぎたりせず、穏やかな気持ちで子供を受け入れる。こうした無理のない子育てをすることが、親の幸せになり、それが子供の幸せに繋がるのだと思います。
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