16 Aug 2016

骨盤はなぜ歪む?原因は?歪むとどうなるの??
産後に骨盤の歪みが気になるという女性は多いですが、これは産後に歪むわけではなく、妊娠中にすでに歪んでいます。もともと歩き方、座り方、寝方一つで骨盤は歪むものですが、大きなお腹を支えながら生活している時は、なおさら歪みやすくなってしまいます。
さらに、出産で赤ちゃんが産道を通ったことや産後の姿勢などにより、骨盤底筋群や恥骨、骨盤の周りを支えている筋肉の靭帯が緩んでしまい、これが産後半年で固まってしまいます。
産後、骨盤が広がった状態で放置すると、体重が増えやすく、お尻も大きくなりやすくなりますので、半年を目安に骨盤をしっかり絞めてあげることが大事です。
産後の骨盤矯正は効果ある?本当に痩せるの?
産後の骨盤矯正はとても大事で、特に妊娠前から骨盤が元々歪んでいた場合、産後に骨盤矯正をすると、一気に痩せる人もいます。
ただし、骨盤は産後整いやすくなりますが、歪みやすくなってもいます。歪みを防止し、整った骨盤を持続させるには筋肉がとても大事になってくるので、骨だけを整えるのではなく、筋肉を鍛え、体を引き締めてあげることを意識しましょう。
産後の骨盤矯正の方法はどんなものがある?
骨盤矯正の方法としては、骨盤体操や産後ヨガ、整体がとても効果的です。しかし、赤ちゃんがいながら整体に通うなど、外に出るのは難しい時は、家でお尻歩きをしてみましょう。お尻歩きをすると骨盤の上下運動により、ズレを矯正することができるのでおすすめです。また、簡単なヨガのポーズとして効果的なものは、四つん這いや猫のポーズ、ダウンドッグなどです。
他には、骨盤矯正下着というものもあるので、産後半年くらいは着用して、しっかりと骨盤を締めるといいです。
普段の生活で気をつけることは?
普段の生活でのポイントは、まず歪んだ姿勢で授乳をしないことです。日常の生活で一番骨盤が歪みやすくなるのはお姉さん座りの状態です。その状態で授乳をしたり、ソファで座って足を組んだまま授乳したりすると、骨盤の歪みにつながるので気をつけましょう。また、添い乳で寝るのもよくありません。横向きで寝ると足が交差してねじれた状態になり、必ず骨盤はどちらかに偏ってしまいますので気をつけてください。
まとめ
骨盤や筋肉を正しい位置に整えるためには、整体や骨盤ベルト、矯正下着が効果的です。ただし、今後もずっと正しい骨盤の位置をキープするには、普段の姿勢から見直す必要があります。今一度自分の授乳の仕方や抱っこの仕方など育児中の姿勢を見直し、足を組んでいないか、重心が左右に偏っていないか、猫背になっていないかということをチェックしてみましょう。
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