10 Jun 2016

目次
ベビーサインとは?デメリットはあるの?
ベビーサインとは、まだ言葉が話せない赤ちゃんとジェスチャーを使ってコミュニケーションをとることです。
手話とは違い赤ちゃんでも簡単で、特に決まりはなくママと我が子だけのサインを作ってもOK!
「おいしい、おいしい」と言いながらほっぺに手を当てながら赤ちゃんに語り掛けるお母さんを見たことはありませんか?
それがベビーサインの一種です。
デメリットと言えばベビーサインに頼り過ぎてしまうことが一番に挙げられます。
頼りすぎてしまうと、ママがベビーサインを使って語り掛けても伝わらない場合、イライラしてしまうということがあります。家の中ではいつもできるのに一歩外に出れば赤ちゃんが緊張してできなくなってしまうこともありますので、できないときもがっかりしないでください。
また、赤ちゃんみんながベビーサインをできるわけではありません。無理にしつこく教えても楽しいコミュニケーションではなくなってしまいます。
ですから、ベビーサインはコミュニケーションの一種として根気よく取り入れ、「できなくてもいっか」というくらいの気持ちで取り入れてみるといいですね。
ベビーサインを始める時期はいつからが良い?おすすめの始め方は?
ベビーサインを始めるのは生後6~7ヶ月頃と言われていますがあくまで目安です。
赤ちゃんに教えるには手や身体をある程度自由に動かせるようになってからがいいですね。
そろそろ始めてOKという基準としては
・一人でお座りができる
・手を合わせることができる
・指さしをする
ということが挙げられます。
ただ、これ以前でもママやパパが積極的にベビーサインを日常で使っていれば自然とやるようになりますし、逆に言葉が出てきてからでも遅くはありません。
始め方の決まりは特にありません!
日常生活の中に決まったサインを少しずつ取り入れればいいのです。
注意したいのは同じようなシーンではいつも同じ声掛けやジェスチャーにすること。
そうしないと赤ちゃんが混乱してしまいます。
いつも同じようにパパやママが根気よく見本を見せてあげてくださいね。
最初に覚えておきたいベビーサイン一覧!資格がなくてもできる簡単ベビーサイン!「もっと」「ミルク・おっぱい」のやり方は?
代表的なものとしては
・「眠い」→耳を触る
・「おいしい」→ほほを軽くたたく
・「食べたい」→すぼめた指先を口元に持っていく
食事やおやつは毎日の事ですし覚えやすいでしょう。
他には
・「ありがとう」→頭を下げる
・「ちょうだい」→掌を上にして重ねて叩く
・「もっと(食べたい・読んでなど)」→指をすぼめた両手の指先をトントンと合わせる
・「ミルク・おっぱい」→手をラッパのように口元でグーパーグーパー
などがあります。
以上は、あくまでよく使われているベビーサインの例であり、これに限りません。
それぞれの親子ならではのサインを作ってももちろんOKなのです!
私が今まで見たお子さんの中には、「もっと」という意味で手を広げて円を描くように動かしている子もいましたよ。
その他に、例えばいつもおっぱいをあげる時に使っているクッションにお猿さんがついていたらおさるさんの真似を「おっぱい」のベビーサインにしてもいいのです。
ベビーサインに関する人気でおすすめの本は???
吉中みちるさんの『今すぐできる かんたん ベビーサイン』(遊タイム出版、2013年)はおすすめです。
これは、NPO法人日本ベビーサイン協会理事長が書かれた本です。
ベビーサイン139語が収録されていてイラスト付きなのでわかりやすいです。
近藤 禎子さんの『ベビーサイン―グーとパーだけで赤ちゃんと会話』(毎日新聞社、2004年)もぜひ読んでいただきたいベビーサイン本の1つです。
こちらには、グーとパーだけでできるベビーサインが77語収録されています。
目で見ることができる物の名前などは少なくして、赤ちゃんが自分の気持ちを伝えるためのベビーサインがたくさん載っています。その他、スキンシップ遊びやマザーグースの歌も紹介されています。
まとめ
ベビーサインに決まりはなし!
ベビーサインとは気持ちを伝えるコミュニケーションの一種。ベビーサインで他人とコミュニケーションをとることができていると言葉が出るようになってからの他人とのかかわりにも効果が出ます。
気持ちを伝える、他人の気持ちを知ることができれば、コミュニケーション能力の発達にもつながり、この先たくさんのお友だちなどとの関わりがスムーズにいきます。
ただし、ベビーサインに頼り過ぎずに、赤ちゃんとの意思疎通を楽しみましょう。社会性の第一歩、気持ちを伝える手段として楽しくサインを覚えられるといいですね。
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