26 May 2016

目次
子供の勉強嫌い!よくある理由や原因は?
子どもの勉強嫌いでよくある理由は「やらされている」という気持ちです。お父さんやお母さん、学習塾、学校の先生など、あらゆる人にやらされていると感じると、子どもは勉強嫌いになってしまいます。
もう一つの原因は、テストの点数や成績で自分の存在そのものを評価されてしまうということに抵抗感を持ってしまうということです。子どもの中には、結果だけで判断されると自分自身の存在そのものを否定されているように感じる子もいるのです。
勉強嫌いを直す方法!!親が子供にできることは?
◆テストの点で判断しない
もし、勉強ができなかったことで、先生から悪い評価を受けてしまった場合、親が「辛かったよね。でもママはあなたが100点と言う事を知っているよ」という風に、お父さん・お母さんが受け止める努力をしましょう。
先生から言われたマイナスな評価を鵜呑みして、自分の存在価値を決めないような捉え捉え方を身につけていき、何を言われても自信を失わないように存在そのものを常に評価してあげましょう。
◆好きな勉強から始める
勉強嫌いを直すには、子どもの好きな勉強から始めることがポイントです。勉強の中でもお子さんの好きな教科・好きな単元があると思いますので、まずは好きなことから始めて「勉強は楽しい」という気持ちを持てるようにしてあげましょう。
◆思い切って基礎に戻る
勉強が分からないから嫌いになるというケースもあります。
そのような場合は、まず基礎の基礎に戻って、簡単にすらすらできる所から復習してみましょう。基礎ができていないとその先の勉強を詰め込んでも理解できませんし、「できる」という感覚を持つことで勉強への苦手意識を改善することができるのです。
机の前にすわっていられない子供。どうすればやる気になる?
◆ストップウォッチを使ってゲーム感覚で勉強する
勉強もゲーム感覚でやるといいでしょう。「じゃあこの一枚の宿題を何秒で出来るかな?よーいドン!」とストップウォッチで時間を計ることはおすすめです。また、「大体1ページどれくらいでできる?」と聞いて子どもに目標を立てさせてあげるのもいいでしょう。そうするだけで、子どもが集中力を発揮することもあります。
◆勉強時間を決める
「勉強しよう」と声をかけても、どれくらいの時間やればいいのかわからないと子どもはやる気が起きないので、「10分で終わるんだよ」と言うふうにメドを立ててあげましょう。そして、この繰り返しをして勉強を習慣づけることが大切です。
勉強部屋よりリビングで勉強するほうが学力は上がるって本当??
リビングの方が集中できる子も居れば、勉強部屋の方が集中する子も居ます。
例えば、兄弟が多いとリビングでは集中できないという子もいるので、その場合は勉強部屋を作ってあげた方がいいでしょう。
また、勉強部屋にこもることで、隠れてゲームをしてしまう子や家族が居た方が安心するというような子はリビングのほうがいいと思います。
勉強部屋とリビングかどちらがいいのかは、元々のその子のタイプによるので、どちらがあっているのか見抜いてあげ、環境をつくってあげることが大切です。
子供が嫌いな教科を克服する方法は?
嫌いな教科を克服する方法は、好きな教科を伸ばすことです。嫌いな教科をたくさんやると、やる気がなくなってくるので、好きな教科をもっと伸ばしてあげることによって、「できる」という意識を持たせ、やる気スイッチをONにしてあげることが大事です。
もう一つは、嫌いな教科のどこからが出来ないのかをお母さんが見抜いてあげることです。そして、わかるところから始め、理解できた上で、できなかったところを教えてあげましょう。
復習するという意味もありますが、「今日は簡単だった」と思わせる事が克服する秘訣になるので、つまずいているところまで一度戻って、そこからステップアップさせてあげましょう。
まとめ
元々勉強が嫌いな子どもは一人もいません。本来、子どもの本能の中の1つに知りたい、勉強をしたいという好奇心があります。
ただ、親や学校でのやり方が嫌だという子どももいます。その時に、「どういう事を知りたいと思っているのか?どういう事に興味があるのか?」ということをきちんと見抜いてあげることがとても大事です。子どもの事を認めてあげて、子どもの「好き」という気持ちをたくさん引き出してあげると、勉強ができる子になってきます。ですから、無理やり嫌な勉強を嫌な方法でやらせ過ぎない事が大事なのです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。