3 Aug 2016
◆病気の可能性
発達の遅れは、自閉症などの発達障害、脳性まひ、ダウン症、心臓、肺、骨、筋肉の病気など、もともとに体に要因がある場合もあります。ただし、病気でなくても少し成長がゆっくりな子供もいるので、病気の可能性があるかどうかは判断が難しいものです。
◆ネグレクトや虐待
ネグレクトや虐待を受けている子供も知的発達がゆっくりになるというデータがあり、愛情の問題も関係するケースがあると言われています。
◆遺伝の可能性
遺伝の可能性もあります。染色体系の病気であれば、代を飛び越して出る場合やご両親は病気でなくても、因子として病気を持っていて、子供の運動発達や知的発達がゆっくりになるケースもあると言われています。
言葉遅れや発達遅れが小学校に入るまでに追いつく可能性はある?将来的には?
発達の遅れと言ってもいろいろなパターンがあるので、小学校に上がっても大人のフォローが必要な子もいれば、小学校に上がると追いついていく子供もたくさんいます。
例えば、ただ言葉が出るのが遅い子供であれば、他の子供と繋がりを持ち、コミュニケーションを取る機会が増えれば自分からどんどんしゃべっていくので、保育園であまりお話しできなくても、小学校に入ってしっかりお話ができるようになったりします。他にも、知能には問題がなくても、集中力や注意力がなくて勉強ができないというような子供は、集団から出てマンツーマンでゆっくり学習させてあげると、注意欠陥が改善して追いついていくという場合もあり、個人差は大きいものです。
赤ちゃんの発達の早さと運動神経には関係があるの?
小さい時に発達が遅れているからといって、大人になってからも運動神経が悪いとは限りません。体をたくさん動かすうちに運動能力がついてくるというケースもありますので、今発達が遅れていて運動面が心配なお子さんは今のうちたくさん体を動かす練習をするようにするといいでしょう。
発達遅れが気になる人におすすめの方法は?
ベビーマッサージや赤ちゃん体操、ベビーヨガなどで、お母さんと一緒に体を動かすことがおすすめです。普段使わないような体の筋肉を動かす運動プログラムを取り入れてあげると、伸びてくのがデータとして出ていいます。
また、これらを行う中で親御さんが赤ちゃんにたくさん触れてあげることも重要なポイントだと思います。
まとめ
赤ちゃんの時期は限られているので、その時期に赤ちゃんとママが一緒に楽しめることをたくさんしてあげることで、心にも体にもとてもいい影響があります。遅れで悩まれている方は是非親子のスキンシップや一緒に動くような運動や遊びにチャレンジしてみてください。そして、子供さんの動きの変化に気づき、できたことを一緒に喜んで、たくさん褒めてあげてくださいね。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。