言葉遅れの原因は?障害の可能性はあるの?


子供の言葉遅れの原因は?病気や知的障害などの可能性はある?

言葉の発達には個人差があります。早い子では1歳になる前から言葉を話し出します。周りのお友達は、いっぱいしゃべっているのに、わが子が全く言葉を話さないなら、大丈夫なのかと不安になりますよね。また、言葉の発達には性差もあり、男の子のほうが、女の子より遅い傾向があります。

まず、「言葉が遅れている」ということの基準は、2歳になっても意味のある単語がでない、3歳になっても2語文を話さないということを目安にしてください。

次に言葉の遅れの原因について説明します。
まず、コミュニケーションの不足があります。子供が、自分で言葉を話せるようになるまでには、たくさんの言葉を聞いて学ぶ必要があります。その絶対量が足りないために遅れる場合があります。
次に、子供自身にしゃべる気持ちが無い場合です。ずっと親が子供と一緒にいると、子供が何をして欲しいのか親なら言葉を介さなくても、例えばジェスチャーや表情でわかってしまいますよね。すると子供が何も言わずに指さすだけで、先回りして「はい、これね」と望みを果してしまいます。このような環境が続くと、子供が話す必要がなくなり、話すことへの意欲が育たないのです。

その他に、障害が原因で言葉が出ないこともあります。
聴覚障害や知的障害、自閉症スペクトラムの症状のひとつに、言葉の遅れがあります。
そして、最後に個人差の問題です。実際、これが1番多いという意見もあります。この場合は、ゆっくり焦らず待ってあげれば、普通に話せるようになります。

言葉遅れの原因として、最近ではテレビ漬けが関連しているという調査報告もされています。この調査によると幼児期から長時間1人で繰り返しテレビを観ていた子供の共通した特徴のひとつに、“自分から話しかけようとしない”ということがあるのです。とにかくテレビを見せ続けている、という環境は子供のコミュニケーションの機会を無くし、言葉の遅れにつながるようです。shutterstock_38080459

子供の言葉遅れに気付いたとき親はどこに相談すればいいの?やるべき対策は?

言葉の遅れが気になるときは、1歳6か月健診などで相談されるといいですね。その他、保健所や保健センターなどにも窓口のあるところがあります。かかりつけの小児科医に相談するのもいいと思います。

先ほど述べた原因などを考えながら、やるべき対策を決めていきますが、基本的には、言葉を聞く絶対量を増やしてあげることが大切です。ただし、興味のあることでないと聞いてはくれないですね。犬に興味のない子に、ワンワンを覚えさせようとしても無理がありますよね。また、朝から晩まで、ひたすら話しかけられても嫌になってしまいますよね。ですから、子どもの好きな遊びをしながら「すごいね」とか「おもしろいね」などいろいろ話しかけたり、大好きなものを食べているときに、「おいしいね」などと話しかけてあげたりするといいですね。

4歳・5歳の幼稚園児で言葉が遅れているのは心配するべき?

4歳・5歳になっても、なかなか言葉が出ない場合は、そのお子さんの言葉の遅れがどのようなものなのかについての先ほど述べた原因の一つ一つを調べる必要があります。
一人で悩まないで、保健所や保健センター、病院などの相談機関に連絡してください。

言葉遅れの子供の療育方法は?治す方法はあるの?

原因が特定できれば、それぞれ対応法があります。中耳炎などで聴力に問題がある場合は耳鼻科的な治療が必要ですし、テレビを見ている時間が長ければ、テレビを消して子どもと遊んだり、話しかけたりする時間を増やしていきましょう。重度の知的障害や自閉症スペクトラムなど原因によっては、言葉の遅れを治すのが難しいこともあります。

言葉の発達を促す方法は、先ほども述べましたが、子どもがたくさんの言葉にふれることです。そのためには、親子でしっかり遊ぶというふれあいの時間が大切になってきます。
すぐ効果があらわれる子もいれば、ゆっくり時間がかかる子もいます。あせらずにやっていきましょう。
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お子さんの言葉遅れを心配されている方へ

同い年の子供が、いろいろたくさんの言葉を話しているのに、自分の子どもが全く話さなかったり、話してもすこしだけだったりすると、お母さんお父さんはすごく不安になりますよね。実際、言葉の発達はものすごく個人差があります。つまり、早く話す子から遅く話す子の正常範囲がすごく広いのです。心配なことが少しでもあれば、まずは、相談機関に連絡してください。専門機関では、言葉がどのように遅いのか?また、言葉の遅れ以外の問題はないのかを詳しくみていきます。

言葉はたくさん聞かないと話せるようにはなりません。子供とのふれあいや遊びを通して、たくさん話しかけてください。また、子供の言葉にもしっかり耳を傾けてあげてください。

まとめ

言葉の遅れは、非常に個人差があります。早く話す子もいれば、遅れて話す子もいます。その中に、病気の子どももいます。少しでも心配な時は、保健所や病院、役所の窓口などに相談してください。言葉を増やすためには、たくさんの言葉を聞く必要があります。子どもとたくさん遊びながら、いっぱい話しかけてあげてください。shutterstock_217223248

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