産休後の職場復帰が不安な方へのアドバイス!時期はいつから?準備することは?


産休後の仕事復帰の時期はいつから?職場に戻る時の注意点は??

労働基準法では、出産の翌日から数えて8週間の間は働くことが出来ませんが、産後6週間経った時に本人が働きたいという意志があれば、医師の診断書を発行してもらい、会社との相談の上仕事復帰をすることは可能です。
今は、少しでも早く復帰したいと思うママも多く、すぐに復帰をして慣れない生活に体調を崩し、結果退職というケースも増えています。ですから、体調面も考慮しながら復帰時期を決める必要があります。可能であれば出産後およそ1年間は子供との共有時間とし、その中で復帰に向けた心と体の準備をする時間にしてみてもいいのかもしれません。
職場に戻る際の注意点は、他の方々への感謝の気持ちを伝えること。周囲の方への「ありがとう」の気持ちを言葉や形で表してください。

shutterstock_436111033

産休から仕事に復帰する際の不安を解消するためにしておくべき準備は??

赤ちゃんが生まれてからの生活はこれまでとはがらりと変わります。育児と仕事の時間との両立という部分で不安があると思うので、仕事復帰した場合の時間シミュレーション、イメージトレーニングはしておいた方がいいでしょう。例えば、何時に起きたらいいのか、家事など一つにかける時間がどの程度なのかを計算して、家を出る前にどれくらい時間があるのか、家事にはどれ位時間がかかるのかということを知っておきましょう。
また、現在の職場状況を確認しておくことも大事です。

産休から仕事に復帰した後も母乳は続けるべきか?ワーキングママの母乳対策方法は?

仕事復帰を機に完全にミルクに移行するという方もいれば、夜だけ母乳を続けて日中はミルクに切り替えるという方もいます。日中はミルクで、徐々に卒乳していくというママたちもいるので、ミルクでもちゃんと育つという事を頭に入れておきましょう。

中には、ミルクに切り替えたいけどなかなかミルクを飲んでくれないという赤ちゃんも。このような場合、ママ自身の早く切り替えたい!というあせった気持ちが伝わっていることもあります。「徐々に、徐々に」という言葉を胸に母乳の継続をいつまでにするか赤ちゃんの様子をみながら決めていきましょう。

産休明けのお母さんは、仕事中もおっぱいが張ったり、母乳がもれてきたりすることもあります。日中の時間に出てくる母乳を搾乳機に入れて冷凍させるという人もいますが、時間的に出来る人は少ないと思うので、マメにトイレに行ってマッサージをし、母乳パットで吸い取り、洋服を汚さない対策をしましょう。母乳時期に使える時間として、1日2回、30分間の育児時間という休憩時間を取る制度もあります。

ただし、職場によってはできないことも多いので、周りの状況を見て上司に相談するようにしましょう。
shutterstock_120584299

産休から仕事に復帰する際の挨拶の仕方は?

実際に働き始める日の前に一度は職場に顔を出した方が良いと思います。その際にこれまで休ませてもらったお礼や、現在の会社状況確認、手続き等をしておきましょう。
手土産は出来るだけ個包装で、全体に行き渡る、長持ちするようなお菓子が好まれます。

産休後に仕事復帰しないとどうなる?仕事復帰したくない時はどうするべき?

産休取得後に仕事復帰をしたくなくなる方はかなり多いようです。復帰しないからといって処罰や罰金はありませんが、会社側は復帰を前提に休暇を提供し、仕事量の調整をしています。ですので、自分で早々に判断するのではなくて、まずは信頼のおける職場の上司や同僚に相談をしてみましょう。
職場の人たちに相談しにくいという方は、キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)や、市区町村にある子育て支援窓口の専門家に相談するのもいいでしょう。

まとめ

出産前と後では働く事に対する考え方が変わることも多いです。
初めて自分の子供を目の前にすると、もっとそばにいてあげたいと思ったり、産後の体調の変化や母親になったことで仕事復帰が不安になったりする方も多いです。

そのような場合は、まずは落ち着いて、今の自分の素直な気持ちを話せる信頼のおける友人や会社の方に相談して、自分の気持ちを出し切ってみることがおすすめです。ママにとって一番いい形で職場への復帰ができるといいですね。
shutterstock_139288487

広告

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

注目の専門家

注目の専門家

保健師・赤ちゃん発達アドバイザー

佐藤 千穂美

今週のピックアッププロフェッショナル

今週のピックアッププロフェッショナル

ウェディングアドバイザー

有賀 明美

プロフェッショナル一覧

プロフェッショナル募集

» 続きを読む

ピックアップ記事

ピックアップ記事

【子育て貧困世帯】子どものためにパパ・ママが知っておきたい育児支援まとめ


近年、問題になっている「子どもの貧困化」。
子どものために今、何ができるのでしょうか。

今回は、「子どもの貧困化」が進む今だからこそパパ・ママに知ってほしい育児支援やサービスについてご紹介します。

広告
モバイル