幼稚園の子供のトラブル!よくあるケースと対処法って?


子供同士のよくあるトラブルは?トラブルが起きたとき、親はどう対応すべき?

保育園や幼稚園でよくあるトラブルは、喧嘩中のかみつきやひっかきなど、傷が残ってしまうものです。
保育園や幼稚園など、親の見えない状況で起こったトラブルのほとんどの部分は、そのトラブルが起こった園の中で対応するべきものですが、どこかで親同士、顔を合わすこともあるので、お子さんが手を出してしまった方ならば、相手の親御さんと会った時に、ひと言お詫びを伝えておくといいでしょう。

子供が怪我をさせてしまった時や意地悪してしまった時の対処法は??

ママの目の前でおこったことならば、しっかりお子さんと一緒にあやまることです。
子ども同士でいる場所で起こったことならば、子どもの気持ちを優先し、保育士が「ごめんね」ということを強要しないこともありますが、お互いのママがいる場所で起こった場合は、まずは、あやまりましょう。

保育士の立場からすれば、こどもの気持ち優先で、こどもが自ら謝ることや、「ごめんね」という言葉が出なくても、表情から傷つけてしまったお友達に対する気持ちを汲み取ることを大切にしますが、ママのいる場所では、こども同士の気持ちや関係だけでなく、ママ同士の関係もあるので、申し訳ない気持ちは親として伝えた方がいいでしょう。

そして、同じようなことが繰り返されないように、お子さんの様子を見ることが必要になります。また次の日でも「昨日のケガ大丈夫?本当にごめんね」と一言添えるようにお子さんに伝えてあげてくださいね。

shutterstock_399544054

子供がトラブルを起こしてしまった時はどう謝罪すべき?電話や訪問で注意すべきことは?

ママの関係の度合いにもよりますが、親しいママ同士ならば、直接お詫びをした後、次の日にメールで様子を聞くなど少し続けて連絡していくことをおすすめします。その場で初めて会ったお子さんとの間のトラブルならば、その時にしっかりとお子さんと一緒に謝罪し、繰り返さないようにしていきましょう。

病院にかかるほどのケガなどの場合は、連絡先を聞き、再度様子を聞いて、謝罪をしていくようにしましょう。

深刻なトラブルになった場合は誰に相談すべき?先生?弁護士?

幼稚園、保育園などで起こった場合は、担任の先生や園長先生に入ってもらいます。ほとんどの園では、園内で起こったトラブルでのケガに対する保険に加入しています。

例えば、消えないような傷や通院が必要なケガなどに至り、園内だけでは解決できない場合は、中立な立場の人、例えば弁護士の方に入っていただくことも考慮しましょう。今は、弁護士の方の無料相談などもあるので、そういうものも利用しながら進めていきますいきます。(今まで、私が関わった中や聞いた中で、弁護士への相談までになったケースはありません)

shutterstock_151907408

転園・退園を考えた方がいいのはどんなケース?

相手の方が、どうしても許してくれず、転園や退園を求めた場合は、考えた方がいいかもしれません。お子さんにとっても、同じ園で過ごすことが辛くなってしまう場合があるので、園の先生が間に入っても難しい場合は、転園・退園を考えることもやむを得ないでしょう。

トラブル後の子供への接し方!お友達と仲良く過ごすために親はどうフォローしたらいい?

なるべく親同士が仲良くしていくことです。親同士がスムーズにいくと、子ども同士もスムーズに進んでいくでしょう。

基本、多少のトラブルがあっても、子ども同士はすぐに仲直りできますが、親がそこに怒りを持ち続け、こども同士が以前のような関係がとれない場合が多いので、子ども同士のことですが、保護者同士の関係もできるだけ良好に保つように意識しましょう。

子供同士のトラブルで気を付けたいこと

子ども同士のトラブルは、子ども同士のことですが、お子さんが自分の行動に責任がもてるようになるまでは、「子ども同士のことだから、私は関係ないです。」というスタンスはおすすめしません。子どもが責任をもてるまでは、親は、子どもの背景を把握しながら仲介していくことも必要になっていきます。

shutterstock_151705490

まとめ

子どもが友達に興味を持ち始める年齢になると、トラブルも発生してきます。本当は友達と一緒に遊びたいけれど、まだまだ自己中心的で、言葉で十分に伝えられないことがトラブルにつながってしまうことも多くあります。

トラブルが起きてしまったからといって、子ども同士を引き離してしまっては、こどもの成長の芽を摘んでしまうことになってしまいます。

トラブルが起きた後の、保護者同士の関係も大切になってきますが、日頃のママ同士のコミュニケーションや幼稚園の先生との信頼関係を築いて、土台つくりをしていくことが何よりも大切です。トラブルとなっても、お互いにお話しやすいような日頃のママ同士の関係・先生との関係づくりをおすすめします。

広告

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

注目の専門家

注目の専門家

保健師・赤ちゃん発達アドバイザー

佐藤 千穂美

今週のピックアッププロフェッショナル

今週のピックアッププロフェッショナル

ウェディングアドバイザー

有賀 明美

プロフェッショナル一覧

プロフェッショナル募集

» 続きを読む

ピックアップ記事

ピックアップ記事

【子育て貧困世帯】子どものためにパパ・ママが知っておきたい育児支援まとめ


近年、問題になっている「子どもの貧困化」。
子どものために今、何ができるのでしょうか。

今回は、「子どもの貧困化」が進む今だからこそパパ・ママに知ってほしい育児支援やサービスについてご紹介します。

広告
モバイル