5 Aug 2016

目次
赤ちゃんが離乳食を食べない時に親ができる工夫や対処法は?
◆お腹が減っていない
赤ちゃんによっては、お腹が減るのが遅く、食べさせようとしても食べないと言う場合もあります。この場合は、運動をたくさんして、お腹が空くようにさせてあげましょう。
◆離乳食に興味がない
今まで母乳やミルクしか口にしていなかったために、離乳食に興味がない場合もあります。このような時は、隣で親や家族が一緒に楽しそうに食べてあげると「自分も食べてみたい」と興味を持つことができます。
◆スプーンが嫌い
スプーンの感触や大きさが嫌いということもあります。嫌がる場合は、いろいろなスプーンで試してあげるといいでしょう。
◆離乳食自体が嫌い
離乳食自体を嫌がる原因は、硬い、味や食感が気に入らない、飲み込みにくい、過去にむせたことがあるなど様々です。
まずは、離乳食の形、柔らかさが合っているのかどうかを見直してみましょう。
赤ちゃんが離乳食を食べる途中で泣く原因はなに?アレルギーの可能性もあるの?
◆突然泣く場合はアレルギーの可能性も
大人でもアレルギーがあると、食べた時に喉がガサガサするなど、口の中や喉が嫌な感じになることもありますよね。それと同じで、赤ちゃんが離乳食を食べている途中で泣いたら、アレルギーの可能性もあるかもしれません。あまりに泣く場合は、後からぶつぶつや湿疹など皮膚に症状が出る場合もありますので、食べさせるのを中断して様子を見てみましょう。
◆離乳食の段階が合わない
離乳食には、生後5~6ヶ月が初期、7~8ヶ月は中期、9ケ月~11ヶ月は後期という月齢ごとの捉え方がありますが、口もこれに合わせて月齢が進むごとに発達していきますので、成長に合った離乳食を選ぶ必要があります。
口の準備ができていないと、少し硬さを変えるだけで途端に食べなくなってしまうこともよくあります。
赤ちゃんが寝返りやハイハイをして体を動かすと、口の中も発達してくるので、口の発達が遅い場合は、運動をたくさんさせてあげましょう。また、顔のマッサージをして、食べやすい口にしてあげる方法もあります。口の中の準備ができるまでは、離乳食の段階を1つ戻して食べさせてあげるようにしましょう。
おっぱいが好きで離乳食が嫌いな子の離乳食の進め方は?
おっぱいのほうが飲みやすく、楽なので、おっぱいに慣れて食べることに興味を持たない子供もいます。
おっぱいが好きな子はなかなか離乳食を食べないので、1口ずつこつこつと進めることが一番だと思います。離乳食を間に挟みながら、おっぱいと交互にあげていきましょう。
また、まだ食べるための口の準備ができていない場合は、口の体操をしてみましょう。どうしても進まなければ少し時期をずらして与えることも考えてみましょう。
赤ちゃんが離乳食を食べない場合はどうやって栄養補給する?影響は?
あまりにも離乳食を食べず、おっぱいだけの子供は、生後9~10ヶ月くらいから使えるフォローアップミルクのように、いろいろな栄養分が添加してあるものを少し飲ませてあげてもいいでしょう。栄養補給がどうしてもできない時は、小児科の先生にも相談すると、子供用の高カロリーゼリーを出してもらえることもあります。また、病院では血糖値なども心配する先生もいるので、検査をすすめられることもあるかもしれません。
ただし、栄養補給が難しくて特に対処しなかった場合でも、おっぱいを飲んで、少しでも食べていけば、ある程度体は大きくなっていきますので心配しすぎる必要はないと思います。ただし、どうしても心配であれば、貧血の検査などをして、体の中がどのような状態なのかをチェックしてもらいながら、食べられるものから食べさせてあげるようにしましょう。
まとめ
食事というものは、本来楽しいもので、人間が生きていくための本能的な行動なので、「食べさせなくてはいけない」と悩むのではなく、笑顔で楽しく食べて赤ちゃんが満足できるようサポートしてあげることが大事です。是非量や時期に拘らず、食べさせているお母さんも赤ちゃんも笑顔で食事の時間を楽しんでいただければいいなと思います。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。