マタニティウェディングの時期はいつごろ?安心して結婚式を挙げる方法


profile29(100)

マタニティウェディングはいつごろ挙げるカップルが多い?おすすめは?

おすすめは妊娠5~6ヶ月頃で、この頃に式を挙げるカップルは多いです。この時期は、つわりが落ち着いて、気持ち的にも安定してきますので、当日の体調を考えると、比較的安心できる時期だと言えます。

また、お腹もまだあまり出ておらず、式場やドレスショップにも足を運びやすいため、準備をする上でも負担が少ないかと思います。

妊婦さんが安心して結婚式を挙げられる時期の決め方は?

おすすめの時期は5~6ヶ月ですが、妊婦さんはそれぞれ体調の変化や事情が違うので、迷われている方は産婦人科の先生に相談してみることをおすすめします。また、当日に焦点を合わせることももちろん大切ですが、準備期間も大事です。例えば旦那さんのお仕事の忙しさ、どれぐらいサポートしてくれるのか、なども考慮しながら時期を選べるとベストです。

また、パーティの進行も時期を決める上では重要です。あまり動き回らずに、ほとんどお食事中心で座っているという進行であれば妊娠8ヶ月頃でもいいでしょうが、ガーデンや階段で動く可能性がある場合は、あまりお腹が大きくなってからだとリスクが高くなります。演出や進行内容、周りの方のスケジュールなど様々な面を考えて時期を決められるといいですね。

ドレスや着物をきれいに着たいなら早い方がいい??お腹が出てからでも隠せる?

ドレスをきれいに着たいからといって式の日程を早めの時期にしてしまうと、当日つわりで気持ち悪くて着られないという場合もあります。8~9ヶ月ぐらいになると隠し切れなくなりますが、それ以前なら、ウェディングドレスの選び方次第できれいに着こなすことができますので、やはり5~6ヶ月くらいがベストですね。

また、妊婦さんにはあまり着物はおすすめできません。着物は、ドレスに比べると帯をある程度きつく締めなければきれいに着こなすことができず、重さもあるため、試着の時点で負担を感じ、断念される方も多くいらっしゃいます。

もし、着物を希望の場合は、一度試着をしてみて、その状態で1〜2時間着ていられるのかどうかを確認したほうがいいでしょう。shutterstock_126208232

妊娠初期・中期・後期の挙式で気をつけることは?

◆妊娠初期の挙式

妊娠初期は不安定な時期で、まだ安定期に入っていない場合は、つわりがないとしても、無理は禁物です。あまり動いたりストレスがかかったりすることは良くないので、精神面と体力の両方に気をつけて欲しいです。

特に、初めての妊娠の方は自分の体がどう変化していくのかわからず、不安も多いと思いますので、この時期の挙式は、家族の理解がないと難しいです。また、マタニティブルーもあるので、旦那さんや家族にはしっかり協力してもらいながら式の準備を進めて欲しいと思います。

◆妊娠中期の挙式

中期はつわりが始まってしまって、気持ちは大丈夫でも体がついていかなかったり、前の日は全く問題なかったのに、朝急に起きられなくなってしまったり、読めないような体調の変化があります。そのため、結婚式の準備や打ち合わせなどの予定が思い通りにならないことに対して、イライラしてしまうこともあるかもしれません。また、食事も食べられず、体力が失われてしまうこともあるので、無理はせず、ご自身の体調に合わせた方法で挙式の準備をしていただければと思います。

◆妊娠後期の挙式

後期は、お仕事をされている方もようやく産休に入る時期ですが、産休に入る前に頑張り過ぎて体調を崩してしまう方が多いです。つわりは楽になり、気持ち的にも安定すると思いますが、体調面はまだ気を抜かずにいて欲しいです。

この時期は、切迫早産になることもあるので、式場での打ち合わせ中や式当日の体調不良など、もしもの時に備えて対処法を決めておいた方が安心です。また、お腹も大きくなり動きづらい時期ですので、結婚式の準備も家事も抱え込んでしまうと大きな負担になります。ですから、この時期に挙式をされる方は、なおさら旦那さまのサポートが必要だということを知っておきましょう。shutterstock_398703331

体や心に負担をかけないためには?

妊娠中の結婚に旦那さまの協力は必須です。1人で準備を抱え込んでしまって、旦那さまが奥さまの心身の負担に気づかないというケースもよくあります。これでは、せっかくの挙式も幸せな気持ちで迎えることができませんよね。

まずは自分の気持ちの変化や不安をパートナーになるべく言葉で伝えて理解をしてもらい、協力してもらうことが大事です。
その他には、ブライダルエステで体と心をリラックスさせることもおすすめです。このようにして、意識的に自分を休める場やご褒美、リラックスする環境を作ることもストレスをためないためにはとても大切です。

shutterstock_181393412

まとめ

結婚式の時期は、ご自身の心と体の負担に大きく関わってきますので、ご自身の体調や周りの環境などを考慮して慎重に決めることをおすすめします。

また、安心して結婚式当日を迎えるためには、ご自身がいかに不安なく結婚式当日を迎えられるかという精神面のメンテナンスが一番重要です。

実は、私たちウェディングプランナーも妊婦さんが安心して当日を迎えられるよう精神的なケアを心がけています。例えば、旦那さんが口数の少ない方だと感じたら、旦那さんに「妊婦さんってこういう気持ちを持っているんですよ」とか、「何々をしてあげてくださいね」とお伝えしたりします。

また、おめでた婚の場合、プロポーズをしないまま結婚式の準備が始まってしまって、「本当に私と結婚したかったのかな」と不安になっている方が多いので、結婚式の中で新郎から新婦にプロポーズを言葉で伝えてもらうような演出を提案したりもしています。

そんな風に、周りができることはたくさんあると思いますので、不安な気持ちを持っている方は、一人で抱え込まず、心配なことは何でもご家族やウェディングプランナーに相談してみてください。きっと、安心して式に臨めると思いますよ。

広告

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

注目の専門家

注目の専門家

保健師・赤ちゃん発達アドバイザー

佐藤 千穂美

今週のピックアッププロフェッショナル

今週のピックアッププロフェッショナル

ウェディングアドバイザー

有賀 明美

プロフェッショナル一覧

プロフェッショナル募集

» 続きを読む

ピックアップ記事

ピックアップ記事

【子育て貧困世帯】子どものためにパパ・ママが知っておきたい育児支援まとめ


近年、問題になっている「子どもの貧困化」。
子どものために今、何ができるのでしょうか。

今回は、「子どもの貧困化」が進む今だからこそパパ・ママに知ってほしい育児支援やサービスについてご紹介します。

広告
モバイル