債務整理中

債務整理中とは?どういう意味?

債務整理中とは、債務整理の手続きが完了していない状態を指します。
債務整理には任意整理や個人再生、自己破産などがありますが、どの債務整理でも、数週間で手続きが完了することはなく、任意整理なら早くて1ヶ月、通常3〜4ヶ月、自己破産で半年程度、個人再生では9〜11ヶ月はかかると言われています。
この手続きが完了していない状態にあることを債務整理中と呼びます。
この間に個人再生や自己破産の手続きを行う場合、書類集めや裁判所に出向く必要もあり、人によっては大変と感じることもあるかもしれません。

債務整理中の返済はどうするべき?

債務整理の対象となっている借金の返済は、債務整理の手続きに入った段階で一旦ストップすることになります。
これは、弁護士や司法書士が依頼を受けたという受任通知を貸金業者に送るためで、この受任通知を送れば、貸金業者は借金の取り立ての電話などもできなくなります。
そのため、毎日のように取り立ての電話がかかってくることでおびえていたという人にとって、債務整理中は大きな安心感を得られる時でもあります。
債務整理中は返済をする必要がないということもあり、この時に今まで返済にあてていたお金をためておくと、後の生活にも大きな助けとなります。

 

債務整理中 返済

債務整理中であってもクレジットカードが作れることがある?

債務整理中は、すでに信用情報機関に事故情報が記録されているため、クレジットカードの申し込みをしてもまず審査に通ることはありません。
また、金融機関が信用情報に事故情報が記録されていることを確認すると、今持っているクレジットカードも利用停止になる可能性があります。
債務整理の手続きをした直後では、タイムラグが発生し、クレジットカードの審査に通ることもあるかもしれませんが、返済に困って債務整理の手続きをしているのですから、新たにクレジットカードを作るのは控えましょう。クレジットカードを作ったことにより、さらに生活に困る可能性もあります。

債務整理中に借入は可能?借入したらどうなるの?

債務整理中に借入れができる可能性はあります。
手続き直後に借入れの申し込みをすれば、まだ信用情報に記録されていない可能性があり、他の金融機関で借入れができる可能性はあります。
しかし、新たな借入れを行うことで、債務整理に支障が出る可能性があります。
任意整理では、整理後に確実に返済できるということを示す必要があります。
そんな中でさらに借金を増やすといった行為をしてしまうと、金融機関も和解に応じてくれない可能性があります。
債務整理をすれば新たな借金はできなくなるため、今後の生活が不安になってしまいますが、借金をしない生活を考えることが大切です。

債務整理中に住宅ローンや車のローンを組む方法はある?

債務整理中は、依頼者本人が住宅ローンや車ローンを組むことは原則としてできません。
これは信用情報機関の信用情報に事故情報が登録されるためです。

債務整理でも借りられるカードローンはどこ?

債務整理をすれば、銀行も大手消費者金融からもお金を借りることができません。
今まで借金に頼って生活をしていた人にとって、債務整理後の生活はとてもつらいものになるかもしれません。
そんな生活を送っていると、どこかお金を貸してくれるところはないかと探す人がいますが、債務整理中にお金を貸してくれる金融期間はないと理解しておきましょう。
もし、ブラックでもOKといった言葉を見てもそのような業者を利用してはいけません。
このような業者は正規消費者金融などではなく、闇金融の可能性が高く、利用してしまえばさらに生活が苦しいものとなります。

 

記事監修:弁護士 竹森現紗先生