25 May 2016

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不妊とコーヒーは関係ある?コーヒーが原因で不妊になる可能性は?
コーヒーと不妊の因果関係自体は科学的に証明されていませんが、カフェインは交感神経を刺激すると言われています。交感神経ばかり優位に傾くと、自律神経のバランスが乱れるので、それが不妊の原因の一つとも言われています。
また、過度なカフェイン摂取は体を冷やしてしまい、妊娠しにくいとも言われているので、絶対だめというわけではありませんが、1日何杯も飲むのは止めておいたほうがいいでしょう。
妊活中は男性もコーヒーを飲まない方がいいの?
海外の研究で、煙草を吸わない80人の男性を対象にして、コーヒーを飲んだ場合にどういう影響が出るかを調べた結果、やはり若干の遺伝子の損傷や、生殖能力を低下させるというデータは出ているようです。男性も女性も神経質になって絶対に止めないといけないという程ではないですが、飲みすぎないというのはひとつの選択肢になります
妊活中、コーヒーの摂取はどれくらいならOK?
コーヒーがかなり好きで飲まないと落ち着かないというような人でなければ、女性の場合は止めたほうがいいです。ただ、コーヒーがすごく好きなという方は、お昼の3時ぐらいまでで止めて、夜は飲まない、毎日は飲まないというのもひとつです。例えばアルコールを「休肝日」と言って休むように、コーヒーもお休みする日を作るようにしましょう。また、カフェに入って、とりあえずコーヒーと頼む人がいますが、その「とりあえず」もやめて、違うものを選ぶ癖をつけていくと、減らすことができるようになります。
目安としては、1日1杯まで、もしくは1杯以下。例えば「2日で1杯しか飲まない」と決めて、できるだけ守るようにしましょう。1日2杯を超えると、妊活する女性としては飲みすぎになってしまいます。
コーヒー好きさんはやめるべきなの?たんぽぽコーヒーやノンカフェインなら飲んでも大丈夫?
ノンカフェイン・カフェインレスのコーヒーも抽出方法によっては薬剤を使っていることもあるので、完全に安全というものではないと言われていますので注意が必要です。たんぽぽコーヒーや妊娠に影響のないハーブティーなど、何か自分のお気に入りの物を見つけるのもおすすめです。
ただしハーブティーは、妊娠中飲めない物があるので、そういうものは赤ちゃんを望んでいる方は避けるようにしましょう。
コーヒー以外の飲み物で妊活中に避けるべきものは?紅茶やお酒はよくないの?
ハーブティの種類は様々ですので、しっかり表記を確認して、妊娠中にNGとされているハーブティーは避けとたほうがいいでしょう。また、コーヒーだけでなく、紅茶にもカフェインが多く含まれているので飲みすぎないほうがいいでしょう。その他、お酒もほどほどにしておきましょう。お酒は、ちょっと飲む分には特に影響はないと言われていますが、泥酔するほど飲むのは体に良くありません。糖分の多いジュースも基本は飲まないほうがいいでしょう。
まとめ
カフェインは自律神経のバランスを乱しやすいので、妊活されている期間だけでも摂取量を制限することをおすすめします。
だからといって「コーヒーはだめ」「紅茶はだめ」と言われるとストレスも溜まると思うので、自分の中で適量を見つけることも大切です。美味しいコーヒーを少量じっくり味わったり、こだわって豆をひいて、抽出しているようなコーヒー屋さんでエスプレッソ程度の量だけ飲んだりと少ない量で楽しめる方法を見つけるのもいいと思いますよ。
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