「子供が嫌い」はおかしい?嫌いになる原因と対策・接し方のコツ

子供 嫌い

「子供って面倒。正直、嫌い。」と、長年思い続けてきた私。
周りから白い目で見られることが嫌で、子供嫌いを公にすることはほとんどありませんでした。

「子供って可愛いよね~!」「子供大好きなんだよね!」という人の方が、間違いなく好印象ですしね。
だからと言って、嘘をついてまで子供好きをアピールすることはできませんでした。
頑張って好きになれるものならなってみたいけど、やっぱり難しいですよね。

そこで、昔の私のように「子供が嫌い」な人のために、当ページでは
・子供が嫌いという心理が間違っているのか
・子供が嫌いな原因はなにか
・周囲の子供とうまく接する方法
・親や夫(恋人)が子供を欲しがっている場合の対処法
について説明します

この記事が、子供が嫌いという気持ちを公にできずに悩んでいる方の参考になってくれたら嬉しいです。

子供が嫌いと思うことは間違っているの?

「子供が嫌い」という感情をもつことは、決しておかしくありません。
だって、それは個人の価値観ですから。
子供が好きと思う人がいれば、嫌いと思う人がいるのは当たり前のことではないでしょうか?

ただ、好きか嫌いかで、周りからの見る目に変化があったりするので、「嫌い」ということを堂々と言える人が少ないだけだと思うんですよね。
誰しも、周りからは良く思われたいと思ってしまいますから。
「子供が嫌い」と言ってしまうと、冷たい印象を与えてしまったり、性格が悪いと思われてしまいそうですものね。

子供が嫌いになる原因とは?

子供 嫌い
子供が嫌いと言っても、その理由はいろいろあると思います。

多くの理由の中の一つとして、やはり、うるさいということでしょうか。
子供には世の中の常識なんてものはお構いなし。
場所を問わず、大きな声で話したり騒いだりします。
そのため、公共の場で子供が騒いでいるのを見て、
「うるさいな」と思った経験をお持ちの方は多いでしょう。

他には、とにかく汚いところです。
食事中の食べこぼしや、外で泥まみれになった手や服、よだれや鼻水など、大人なら気になるところを全く気にしません。
その状態でお構いなしに近寄ってくることが苦手な方も沢山いると思います。

このように、子供には常識も遠慮も通用しませんから、
「相手するのが面倒だし疲れる」と思うのも無理はありません。
デリカシーの無い質問をしてきたり、遊び相手になったら、どんどんエスカレートしてきて止まらなくなったりしますからね。

子供を嫌いになってしまった原因って、本当に人それぞれで、ここに挙げた以上にたくさんあると思います。

私は自分がどうして子供嫌いになったか分かりませんが、思春期あたりから子供が嫌いだったような気がします。
まだまだ自分も子供だったのに、自分より小さい子供は嫌いでした。
とにかく、対応の仕方がわかりませんでしたね。
一緒に遊ぶと疲れるし、言いたい放題言ってくるので、
「必要以上に関わりたくないな」って思っていました。

周りの子供とはどうやって接したらいいの?

子供が嫌いでも、子供に接する機会はあるはずです。
そんな時は、事前に対処法を考えてみるのはいかがでしょう?

例えば、「子供は汚いから嫌」という方は、汚されてもすぐに拭けるように準備しておくと良いでしょう。
また、子供がうるさい時は、
「静かにしなさい!」ではなく、「ありさんの声で話そうね!」など、
子供目線で話をしてみるのも有効です。

ただ、無理して子供に関わろうとしなくていいと思います。
無理すると、余計に疲れてもっと子供を嫌いになってしまうかもしれませんしね。

ちなみに、子供が嫌いだった私にも、今は3人の子供がいます。
昔に比べて子供と接する頻度が増えたこともあり、子供には慣れました。
それでも、近所の子供を見ていて「他の子供は嫌い」って思うことはしょっちゅうありますよ。
でも、頑張って関わろうとはせず、公園なんかで近所の子供と合ってもさらっと流します。

よその子との接し方で、私が時々参考にするのは保育園の先生です。
子供を相手するプロだけあって子供の扱い方がとてもうまいので、元々子供嫌いの私には、とても勉強になりますよ。

親や夫(恋人)が子供を欲しがっていたら?

子供 嫌い
自分は子供が嫌いでも、親や夫(恋人)が子供を欲しがっているため、
「どうしたらいいんだろう・・・」と悩んでいる方も多いはずです。
そんな時は、あなたが子供嫌いだという事実を相手が知ったうえで「子供が欲しい」と言っているのか、それともあなたが子供嫌いという事実を知らないで言っているのかによって、対応が違います。

もし、前者だとしたら、相手の方に我慢してもらう必要があるかもしれません。
後者の場合は、お互いの話し合いが必要ですよね。
あなたが子供嫌いということを正直に伝えたうえで、子供をつくるかどうか判断するべきだと思います。

子供を産んで育てるということには、「好き」「嫌い」に関係なく、親としての責任が伴います。
子供が好きだから子育てがうまくいくとは限りません。
逆に嫌いだからといって、子供を育てられないということもありません。
どっちにしても、子供を産んだからには育てていく責任があります。

今の日本を見ていると、育児負担の多くは、まだまだ母親にのしかかってくるのが現実です。
育児の負担について十分に話し合って、お互いが納得した上での結論を出してもらえればいいなと思います。

まとめ

この記事の内容をまとめると、次のようになります。

1. 子供が好きか嫌いかは価値観の問題です。
2. 「子供が嫌い」と感じる方には、必ずそう感じる理由があります。
3. 子供が嫌いなのに子供と接する時には、事前に対策を考えてみましょう。
4. 子育てには好き嫌い関係なく、親としての責任が伴います。

「子供が嫌い」という気持ちを否定する必要はないと思います。
自分自身の気持ちを素直に認めてあげてください。
嫌いな原因がわかれば、それに対する対処法が見つかるかもしれません。

生活していく上で、子供との関わりを避けるのは難しいでしょう。
もし、どうしても「子供が嫌いだ!」と思った時には、自分にも子供の時期があったことを思い出して、いつもよりちょっとだけ広い心で接してみてはいかがでしょうか?

広告

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

注目の専門家

注目の専門家

保健師・赤ちゃん発達アドバイザー

佐藤 千穂美

今週のピックアッププロフェッショナル

今週のピックアッププロフェッショナル

ウェディングアドバイザー

有賀 明美

プロフェッショナル一覧

プロフェッショナル募集

» 続きを読む

ピックアップ記事

ピックアップ記事

【子育て貧困世帯】子どものためにパパ・ママが知っておきたい育児支援まとめ


近年、問題になっている「子どもの貧困化」。
子どものために今、何ができるのでしょうか。

今回は、「子どもの貧困化」が進む今だからこそパパ・ママに知ってほしい育児支援やサービスについてご紹介します。

広告
モバイル