4 Oct 2018

インターネットの普及によって、パソコンやスマホ、タブレットは、今や私達の日常生活に欠かせないものになっています。
小学校の授業でもパソコンが用いられていますし、大人向けのみならず子供向けにもたくさんのアプリが開発されていますよね。
そんな時代なので、防犯の面から子供にスマホを持たせているママも多いでしょう。
(私にも小学4年生の子供がいるのですが、スマホを持たせています。)
しかし、子供でも簡単にインターネットから情報にアクセスできるとなると、
「見せて良いサイト」と「見せてはいけないサイト」を親がチェックする必要があります。
そのため、子供のサイト閲覧について悩んでいるママも多いのではないでしょうか。
中でも、「子供に見せても良いのか」という点からよく話題に上るサイトが、ポッカキットです。
ポッカキットは、いわゆる「衝撃映像」を紹介するサイトで、検索するとすぐに表示されるので、子供でも簡単に閲覧できます。
また、他のサイトから誘導されたり、学校で流行っていれば興味本位で子供が閲覧する可能性も…。
そこで、このページでは子供のサイト閲覧について悩むママのために
・ポッカキットとは?
・ポッカキットを子供に見せても良いのか?
・有害サイトの閲覧を制限する方法
について解説します。
ポッカキットってどんなサイト?
ポッカキットとは、世界中の衝撃的な動画や画像を集めたまとめサイトです。
戦争やテロ、事故などの衝撃映像に加え、一部性的な描写も掲載されているため、18歳未満の閲覧は推奨されていません。
なお、ポッカキットは2011年に開設され、累計40億、1日200万を超える閲覧数があり、「キットポッカ」というサブサイトの役割をする姉妹サイトまで開設されています。
ポッカキットは子供に見せても大丈夫?
先程もご紹介したように、ポッカキットの閲覧は18歳未満には推奨されていません。
その理由は、世界中の人間や動物に対する残虐的、暴力的なシーンや性的描写を含む動画や画像が多数掲載されているためです。
ポッカキットには、大人でも目を覆いたくなったり、気分が悪くなるようなコンテンツがたくさんあります。
そのため、子供の閲覧はおすすめできません。
成長段階にある子供は精神的に未熟なので、残虐的、暴力的なシーンを見ることによって精神に悪影響を受ける危険性があります。
実際にイギリス心理学会の研究では、子供が暴力シーンや殺人シーンを見続けていると、攻撃的な行動を示す傾向があるという結果が出ています。
また、子供によっては逆に怯えた行動を示すこともあるようです。
さらに、子供が低年齢であればあるほど、暴力シーンや殺人シーンの影響を受けやすいという結果も出ています。
海外では、暴力シーンや殺人シーンに影響を受けた子供が、実際に犯罪を犯すケースも発生しています。
また、日本でも1997年に、神戸で当時中学生だった犯人による連続殺人事件がありました。
この事件をきっかけに日本では「R指定区分」ができ、暴力シーンや殺人シーンの閲覧が年齢により規制されることになったのです。
これまでお伝えしたように、ポッカキットは子供に悪影響を及ぼす危険性があるサイトです。
お子さまをお持ちのママは、子供が閲覧しているサイトに注意しましょう。
有害サイトの閲覧を制限する方法
ポッカキットに限らず、子供に悪影響を与える危険性のあるサイトは見せたくありませんよね。
そんな時は、フィルタをかけることによって、子供に見せたくないサイトをブロックできます。
ここからは、サイトの閲覧を制限する方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・スマホやタブレットの場合
① スマホやタブレットのキャリアが提供するサービスを利用する
2018年2月より、子供が使用するスマホには、店頭でのフィルタリングサービスの設定が法律により義務化されています。
そのため、大手キャリアではフィルタリングサービスを無料で利用できます。
私も大手キャリアのフィルタリングサービスを利用して子供のサイト閲覧を制限していますが、今のところ特に問題はありません。
一方、格安simのフィルタリングについては、各社対応に差があります。
一部無料としている会社もあるようですが、外部サービスによる有料オプションであるケースがほとんどです。
② アプリを利用する
スマホやタブレット用のアプリを使って、サイトの閲覧を制限することも可能です。
アプリストアで「ペアレンタルコントロール」や「フィルタリング」と検索をかけるとアプリが表示されるので、ダウンロードして使ってみると良いでしょう。
利用者の口コミやダウンロード数、説明文をよく読み、ご家庭に合ったものを選んでくださいね。
・パソコンの場合
① パソコンに搭載されている機能を利用する
Windowsのパソコンをお使いであれば、Microsoftが規定した不適切なWEBサイトの閲覧を制限できます。(Microsoftアカウントが必要です。)
また、自分で決めた特定のサイトをブロックするという設定も可能です。
詳しい設定方法はパソコンによって違うので、あなたのパソコンの型式に合わせて設定してくださいね。
② インターネット契約をしている会社のサービスを利用する
インターネットサービスを提供する会社(回線業者・プロバイダ)は、オプションとしてフィルタリングサービスを行っている場合があります。
契約会社によってサービス内容は違うので、気になる方は確認してみてください。
フィルタリングサービスやアプリを利用する以外には、「Yahooきっず」という子供向け検索エンジンの利用をおすすめします。
「Yahooきっず」には不適切なサイトが登録されておらず、子供も見やすい画面構成なのでおすすめです。
まとめ
今回ご紹介した内容は、
・ポッカキットはどんなサイトか
・ポッカキットは子供に見せても大丈夫か
・有害サイトの閲覧に制限をかける方法
の3つです。
情報が溢れているネット社会では、些細なことがきっかけで子供も不適切なサイトにアクセスする危険性があります。
子供がインターネットのトラブルに巻き込まれたり、不適切なサイトによる悪影響を受けないためにも、この記事を参考に子供とインターネットの関わりについて考えてみましょう。
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