産後うつはいつまで続く??原因や対策、チェックすべき症状は?



産後うつの症状やセルフチェック方法は?いつまで続くの?

産後うつには個人差がありますが、症状は、

・漠然とした不安に襲われる
・精神的に不安定になってしまう
・ハイな時もあれば、何もする気が起きないくらい落ち込む時もある
・赤ちゃんを育てていける自信がなくなる
・悲しくないのに涙が出る
・物事をすべて悪い方に考えてしまう
・全て自分の責任と感じてしまう

といったものがあります。
また、体の症状としては、

・頭痛
・吐き気
・便秘
・下痢
・胃が痛くなる

といった不調が現れる場合もあります。

これらの症状がある場合は、産後うつの可能性が考えられます。

また、母子手帳や産院でもらう冊子などにも産後うつの自己診断ができるチェックリストがありますので、参考にしてみてください。
機関によっては3〜4ヶ月健診でチェックしてくれるところもあるので活用しましょう。

時期は、産後2〜3週頃から始まってくる人もいれば、3〜4ヶ月過ぎてから落ち込みが始まる人もいて、様々です。期間も人それぞれで、人によっては1年過ぎても産後うつが続く人もいます。

産後うつの原因は?

◆ホルモンのバランス

産後うつの原因は、ホルモンの影響が大きいです。妊娠中は様々な女性ホルモンが出ますが、出産をきっかけに激減するので、その変動によって自律神経もつられて乱れてしまいます。自律神経が乱れてしまうと、神経のオンとオフがコントロールできなくなってしまします。例えば、赤ちゃんのお世話でずっと頑張っていると、夜リラックスしたいときでも、気が張って眠れなかったり、赤ちゃんの布団がはだけたのにさえも気がついたり・・ずっとオンの状態が続いたあとに、何かの拍子にスイッチが急にオフになると、そこから頑張れなくなってしまうというようなことがあります。このような無気感がひどい場合は、それが産後うつに繋がってしまうこともあるのです。。

◆子育てのプレッシャー

赤ちゃんと過ごす時のプレッシャーも産後うつの原因になると考えられます。育児への強い不安や緊張感が刺激となり交感神経(頑張っている時に優位になる神経)が、副交感神経(リラックスしている時に優位になる神経)になかなか切り替わらなくなります。そうすると、様々な症状が現れてしまうのです。そのため、責任感が強い方は特に注意が必要だと言えます。shutterstock_244170022

産後うつは自分で治せる?対策や対処法は??

病院で産後うつと診断された場合は、専門の先生に相談して診てもらいましょう。軽度か重度かの判断は自分ではしづらいと思うので、寝たくても寝られない、いらいらしてしまう、強い不安を抱えているといった症状がある場合は産後の1ヶ月健診で相談してみてください。

また、育児や家事を完璧にこなそうとせず、周りの人やパートナーに頼り、睡眠時間を育児の合間になるべく確保できるといいです。、動けるようになったら適度な運動をするということも大事です。

うつの予防としては、有酸素運動が効果的です。有酸素運動には、スイミング、ジョギング、バランスボール、エアロビクスなどがありますが、特におすすめなのはバランスボールです。

産後はまだまだ関節が柔らかくて歪みやすい状態なので、膝や股関節に体重をかけてエクササイズすると、体を痛める可能性があります。バランスボールはリハビリから生まれた運動ツールで、カラダへ負担がかかりすぎないので、産後ママの体には最適です。

産後うつの薬や治療法は?

産後うつの治療では、カウンセリングと投薬、十分な休息、栄養などの食事改善を行っていきます。

精神科医の先生から睡眠薬や抗うつ薬を処方してもらう場合もありますが、授乳に影響する場合もあるので、母乳育児の方はそのことを伝え、よく相談して飲むようにしてください。

産後うつの予防法は?

自分でできる対策としては、妊娠期から、旦那さんや両親、友達など頼れる人や相談相手を見つけておくことです。子供が生まれてからは、なかなか時間が取れないので周囲の人とよく話をして、困った時にお願いできる人の存在を妊娠期から作っておきましょう。

産後うつは誰もがなりえるものですので、妊娠期から、特に旦那さんとはよく話をして、コミュニケーションとることをおすすめします。

もし気分が落ちこみ、育児で気持ちが一杯一杯になってしまったら、自分がどうしたいのかを周りの人に伝えましょう。1人の時間が欲しいのか、話をとことん聞いてほしいのか。始めは話すことに勇気がいるかも知れませんが、話すことで、育児にも気持ちにも余裕ができ、少し楽になると思います。また、周囲への感謝も増えます。shutterstock_495092458

旦那さんと協力して産後うつを乗り越えるには?

「産後うつかも?」と心配な方も、そのことを旦那さんや周囲の人に正直に伝え、今の気持ちや協力してほしいことなどを話してみることが重要です。

育児を頑張りすぎず、できるだけ周りの人に頼ってみましょう。
また、動ける方は有酸素運動で自律神経を整えることをオススメします。鬱や無気力には有酸素運動が良いという統計も出ています。

奥様が産後うつかもしれないと思われた旦那さんは、話しを共感して聞いてあげるといいでしょう。そして、日頃の御礼と感謝を忘れずに!また、外に出たり運動したりすることを、一緒にできるといいです。

私の生徒様の中には、旦那さんが産後ケアのクラスに申し込んで、奥さんにプレゼントしてあげる方もいらっしゃいました。家にこもること気持ちが鬱々となりやすいので、奥さんが赤ちゃんを連れて外に出るきっかけを作ることが大事です。

まとめ

心と体はつながっているので、心がなんとなくもやもやしていると感じる時には、体を整えると心も前向きに元気になることもあります。体の不調を感じる時は、反対に心に注目すると体も元気になることがありますので、両方の側面からケアが必要です。

どちらかといえば、産後うつは頑張りすぎる人がなりやすいので、まずは体を休め、動けるようになったら、バランスボールなどの有酸素運動で体を整えていくと、心も次第に元気になっていきます。バランスボール

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