10 Nov 2016
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産後太ももが太くなる原因は??
妊娠中から授乳中は、体が赤ちゃんを守ろうとし、育児に必要なエネルギーも蓄えようとするため、お腹周り、お尻、太ももは特に脂肪が付きやすくなります。
他には、
・血液の流れが悪くなっている
・老廃物が溜まってむくむ
・冷えや疲れなどが原因でリンパの流れが悪くなる
・骨盤がゆがんでいる
・高カロリーな食事や運動不足によって新陳代謝が落ち、セルライトが付きやすくなる
などなどの原因があります。
また、独身時代にスポーツをやっていた方は、妊娠をきっかけにさらに筋肉が張ってしまい、太ももが太くなることもあります。
放っておくと痩せにくくなるって本当??ダイエットはいつから始めるべき?
妊娠中に付いた脂肪は、水分を多く含んだ燃焼しやすい流動性の脂肪です。そのため産後1〜6ヶ月ぐらいは痩せやすいと言われていています。しかし、6ヶ月を過ぎるとその後落ちにくい脂肪に変わっていくので、ドクターストップがない限り、運動はできるだけ産後半年くらいまでに始めるといいでしょう。始める際は、気軽に始められるウォーキングや、室内で出来るバランスボールが取り入れやすいです。
産後の体型戻しには骨盤矯正??お尻や太ももも引き締まる??
産後の体型戻しには骨盤矯正は効果的です。専門家に調整してもらうのもよいですが、日頃から自分でケアできる方法も取り入れるとよいでしょう。中でも、足を前に伸ばした状態で座り、お尻を片方ずつ持ち上げて移動する、骨盤歩きはおすすめです。これは、左右の骨盤の歪みをリセットできるので、赤ちゃんを抱っこしながら、テレビを見ながらなど、すきま時間に行ってみて下さい。そうすると歪みが取れて骨盤周りの筋肉がつきます。骨盤が整うと、足の骨の状態も改善してくるので、お尻も太ももも締まってきます。
下半身痩せに効果的なエクササイズは??
産後は、脂肪や筋肉が足の外側に付きやすくなってしまっているので、内側に筋肉を付けることを意識しましょう。
足の内側に筋肉を付けると、下半身がシェイプアップされるだけでなく、内と外のバランスが取れてO脚やX脚が改善したり、足がきれいに整ったりします。
そのためには、体幹部や骨盤底筋、太ももの内側にある内転筋を意識したエクササイズが有効です。
エクササイズの中でも特におすすめのものは、バランスボールです。
ボールに座った状態で足を開いたり閉じたりしながら弾んでみてください。足を開く時は大きく開き、閉じる時に膝とかかとをしっかり揃えることがポイントです。こうすることで体幹や骨盤底筋、内転筋を鍛えることができます。
太もものむくみ・たるみを解消する方法は?
太もものむくみやたるみを解消するには、「姿勢を正しくする」「エクササイズやマッサージをする」「水分をしっかり摂る」ということが大事です。
◆正しい姿勢で座ろう
正座を崩したようなぺたんこ座りをすると、骨盤が開いてしまうので、お尻が大きくなったり太ももが外に張ってきたりします。
また、足を片方に揃える、横座りをすると、骨盤が歪んで太ももの太さにも左右差ができたり、老廃物が溜まってセルライトがつきやすくなったりするので注意してください。できるだけ、骨盤が床に垂直になることを意識しながら、あぐら、もしくは、前に足を伸ばして座る長座をするようにしましょう。
◆マッサージは体が温まっている時に
マッサージをする際は、体が温まっている状態で行うとより効果があります。湯船につかった時などに、足を温めながら太ももを下から上にマッサージすると、リンパの流れや血行に合わせてほぐすことができます。
◆こまめに水分をとろう
むくみが気になるという方の中には、水分を控えるという人も多いですが、水分不足になってしまうと、体の循環が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなってしまいます。できるだけ、水分をこまめに摂り、巡りを良くするように心がけましょう。そして、汗をうっすらかくくらいのエクササイズをすると、体内の悪いものは排出されやすくなり、どんどんデトックスされます。
まとめ
産後は体幹部や内転筋、骨盤底筋など、内側の筋肉を整えるようにすると、張り出した筋肉や脂肪が内に戻ろうとするので、太ももやお尻が引き締まってきます。ストレッチやマッサージをこまめにしながら、姿勢に注意して生活しましょう。
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