1 Nov 2016
妊娠線ができる原因は??
妊娠線ができる原因は、大きく分けて2つあります。まず1つはホルモンの影響です。妊娠中に分泌されるコルチコステロイドというホルモンには、肌の弾力を低下させる働きがあり、妊娠線ができやすいお肌にしてしまいます。
2つ目は、妊娠中のお母さんの栄養が赤ちゃんに運ばれていくということ。赤ちゃんに栄養分が運ばれるとお母さんの皮膚が乾燥しやすくなってしまいます。
このような状態で、さらに急激にお腹が膨らむので、肌が膨らみに耐え切れずに亀裂が生じてしまいます。
妊娠線は自然に消える??
できてしまった妊娠線は完全には消すことができません。しかし、ケアの仕方次第で薄く目立たなくすることはできます。時間の経過とともに少しずつ良くはなってくるので、ケアをしっかりしていきましょう。
妊娠線を消す方ケア方法は??
◆保湿をする
妊娠線を消すことは難しいですが、できるだけ目立たなくなる方法としては、保湿が一番大切です。妊娠線に限らず、周囲のお肌をしっかり保湿して潤っている状態にすることで、皮膚の再生が正常に行われます。
◆たるみをなくす
たるみがあるとどうしても妊娠線が目立ちやすいので、たるみをなくしてお腹をすっきりさせることがおすすめです。
◆レーザー治療
皮膚科や美容外科のレーザー治療なら、妊娠線をほとんど目立たなくすることが可能です。金銭的に余裕がある場合は検討してみましょう。
◆タンパク質とビタミンを摂る
食生活では、皮膚のもととなる「タンパク質」や、肌のターンオーバーを促す働きのあるビタミンAが含まれている緑黄色野菜、ビタミンEが含まれているナッツ類や青魚などを摂るように心がけましょう。
ケアクリームやオイルの選び方は??
最近では、妊娠線の専用クリームもよく売られています。妊婦さんの予防用ではなく、出産後できてしまった妊娠線を薄くするためのものもあるので、そういったケア商品を使うと安心です。
その他には、保湿力の優れたオイルを使うのもいいでしょう。
ホホバオイルは、保湿効果が高く、人の皮脂と構造が似ているので浸透しやすく、安心して使うことができます。アーモンドオイルは美肌作りに有効なオレイン酸やビタミンE を含んでいるため、肌をやわらかくしてくれます。
※使用前には必ずパッチテストを行ってください。
妊娠線が痛い・痒いときの対処法は??
妊娠線が痛い・痒いという症状が起きた場合は、まずは保湿をしっかりしましょう。また、下着の素材によって刺激があったり、締め付けが強くてかゆみが出てきたりすることもありますので、天然素材で締め付けの少ないものを身につけましょう。
その他には、汗の刺激も良くありません。シャワーをこまめに浴びて清潔にすることを心がけてください。
それでも痛みや痒みがひどい場合は、一度皮膚科に行って、医師の診断を受けましょう。
まとめ
妊娠線ができてしまうと、非常にショックなものですが、必要以上に落ち込まずに、赤ちゃんが生まれてきてくれて、親になった証だとポジティブに考えましょう。適切なケアをすれば、少しずつ良くなりますので、心配しすぎずに毎日のケアを続けてみてください。
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