ランドセルの素材と特徴-賢いランドセルの選び方

ランドセル

1.6年間使うからこだわりたい!ランドセルの素材選び

昔は男子は黒、そして女子は赤いランドセルを持って学校に行くことが当たり前でしたが、嬉しいことに今では様々な色、素材、形のバリエーションが豊富に用意されています。
一人一人違ったランドセルを持つことで、子供は愛情を感じたり、自立した一人の人間としての自覚を持つことにも繋がります。
また、小学校に入学してから6年間を共にするものなので、ランドセル選びはとても大切です。
色や形もそうですが、やはり一番大切なのは素材でしょう。
では、なぜ素材選びが大事なのでしょうか?
まずはその点について説明していきます。

1-1.ランドセルは子どもを守る身近な存在

ランドセルの機能といえば、どのようなものを思い浮かべますか?
教科書や、授業で使う道具を学校に持っていくための鞄であると答える人が多いのではないでしょうか?
確かに、鞄であることには間違いないのですが、実は子供をケガなどから守る道具でもあるのです。
例えば、反射板がランドセルに付いており自動車との事故を未然に防ぐことができたり、実際に事故に巻き込まれてしまったとしてもクッション代わりになったりと、安全性にも配慮されていることが重要です。
デザインや利便性だけではなく、安全性、耐久性などの面も考えた上でランドセル選びをするのも子供のためであると言えるでしょう。

1-2.素材選びが重要な理由

最近のランドセルは、人口皮革であるクラリーノ、自然皮革である牛革など、素材も様々なものが用意されており、選択肢が増えた一方でどれを買えばよいか迷ってしまいますよね。
たかが素材と軽視するのはおすすめできません。
素材によっては、高頻度で手入れが必要であったり、防水性が高い、軽いなど、長所もあれば短所もあります。
ここからは、ランドセルの素材として有名なクラリーノ、コードバン、牛革という3種類の長所と短所について説明していきたいと思います。
子供の性格や安全性などを考えてランドセル選びをするのも一つの手です。

2.クラリーノ(人工皮革)の特徴

クラリーノとは人口皮革のことで、多くのランドセルの素材となっています。
人口皮革と聞くと、チープな印象があったり、型崩れしていて品質に問題がありそうなど、あまり良いイメージが持たれていないのが現状です。
しかし、実際には防水性が高く、とても軽い、天然皮革に比べて手入れが簡単、そしてカラーバリエーションが豊富で基本性能はとても高いと言えます。
また、本革よりも値段が抑えられているため、ランドセル以外の道具にお金を回したり、習い事にお金をかけることもできます。
耐久性も申し分ないため、万が一の事故の際にも緩衝材となり子供の命を守ってくれることもあります。

2-1.軽いから負担を減らせる

ランドセル選びの際に意外と見落とされるポイントなのですが、子供の成長を阻害しないように軽いものを選ぶことも実は重要です。
クラリーノと本革の重量を比べると、前者は1000g、後者のものは1300g程度となっています。
たかが300gと思うかもしれませんが、小学一年生の視点で考えると300gの違いはとても大きいと考えて下さい。
本革の方が見栄えが良いからという理由だけで選んでしまうと、子供の骨格が歪んでしまったり、ランドセルを背負うことを苦痛に思ってしまうことも…
あまり体が大きくない子には、本革よりも軽いクラリーノを使ったランドセルを選ぶと喜ばれるかもしれません。

2-2.強い加工で型崩れしにくい

以前は、耐久性が高くて型崩れし難いのが本革、軽いけど耐摩耗性が低いのが人口皮革の特徴でした。
しかし、最近では加工技術の発展もあり人口皮革であっても強度がとても高くなっています。
万が一子供が事故に巻き込まれてしまっても、緩衝材としての役割は果たしてくれるでしょう。
実際、本革ランドセルであっても補強するためにクラリーノが使われていることもある程で、その耐久性は証明済みです。
また、防水加工がされているため水に強く、腐食してしまうことがないのも特徴です。
手入れが不要で長く使えるランドセルならば人口皮革を選ぶと良いでしょう。

3.コードバンの特徴

コードバンとは、天然皮革の一つで馬の尻革のことを指します。
一頭当たりから、平均してランドセルのかぶせ2つ分しかとることができないため、値段はどうしても高くなってしまいます。
コードバンの特徴を簡単に表すとすれば、「高級感があり丈夫だけど高い」といったところでしょうか。
単純な丈夫さで言えば3つの素材の中では最も耐久性があり、傷にも強いと言えます。
クラリーノも耐久性はあるのですが、傷がつきやすいため、扱い方次第では高学年になる頃にはボロボロになってしまうことも。
これに対して、コードバンは本革であるため手入れは必要ですが、傷がつきにくいので6年間使い切ることができます。

3-1.堅くて重いが耐久力に優れている

コードバンは、本革なので重量は人口皮革よりもあり、平均して1300gほどあります。
体が小さい子供には酷かもしれませんが、耐久性はピカイチなので、子供の成長を見越してコードバンにするのも選択肢の一つとして十分考えられます。
人口皮革ランドセルだと、高学年に入るころにはボロボロになってしまい、買い替えなくてはいけない可能性もあるのですが、コードバン素材のランドセルはしっかりと手入れさえしていれば6年間使い続けることができます。
なお、コードバンは硬い素材であるため子供との相性も大切であると言えるでしょう。
硬い素材を嫌がる子も多いので、その場合は牛革かクラリーノを選んであげると良いでしょう。

3-2.きめが細かく美しい光沢が特徴

先程も説明した通り、コードバンは高級素材であるため値段はとても高いです。
しかし、その分素材のきめが細かく、光沢があり高級感があります。
また、本革特有の温かみがあり、使い込むほどに味が出るため、ランドセルに愛着が出ることは間違いないでしょう。
ランドセルを6年間も使い続けるというのは、長期間モノを使い続けるという意味で子供にとって初めての経験です。
初めての経験であるからこそ、子供と相性が良いのであれば少しでも愛着がわきやすいランドセルを選んであげたいですよね。

4.本革の特徴

本革も言わずと知れた天然素材の一つです。
一般的に、合皮以外の動物の皮から作られたものを本革と呼びますが、ランドセルには牛革が使われます。
特徴としては、コードバンよりも値段が安く、それでも高級感があり使い込むほどに味が出る素材ということです。
コードバンは高いけど天然素材のランドセルを選んであげたいという場合に、牛革のランドセルがおすすめです。
ただし、コードバンもそうなのですが、人口皮革ランドセルは生産量が少なく、売り切れてしまっている場合も多いです。
実際、小学生が使っているランドセルの7割は人口皮革素材のものであり、それ以外のものは出回っている量自体が少ないです。
そのため、天然皮革素材を選ぶのであれば早め早めに下調べをしておいた方が良いでしょう。

4-1.丈夫で重さも手頃

天然素材である牛革は人口皮革のものよりも重量はありますが、耐久性で言えばクラリーノよりも上です。
コードバンよりも素材自体も柔らかいため、どの子供とも相性は良いでしょう。
なお、最近では牛革とクラリーノの混合素材のランドセルも開発されており、値段、耐久性、防水性、デザイン性などの良い所どりしているものもあります。
軽量化にも成功しているため、成長を阻害せず、体が小さい子供にも安心して使わせることができます。
背負ったときにしっくりくることが多いため、天然皮革の中では最も人気のある素材です。

4-2.予算に合わせて選べる

牛革と聞くと値段が張りそうですが、最近では混合素材のランドセルも出てきているため、予算に合わせたランドセル選びをすることができます。
例えば、かぶせの部分にのみ牛革を使っているものなどは、全てが天然素材のランドセルと比べると値段がとても抑えられています。
クラリーノの防水性、軽量性を保ちつつ、本革特有の温かみ、使い込むほどに出てくる味もあるため、コストパフォーマンスに優れています。
特に、使う内に自分に馴染んでいくランドセルは子供の愛着心を育む意味でも優れているためおススメです。
ただし、天然素材が使われているので手入れは必須となり、子供によっては面倒だと感じてしまうこともあるでしょう。

4-3.バリエーションが豊富

牛革はコードバンに比べて素材が柔らかく、加工もしやすいためカラーバリエーション、形のバリエーションが豊富です。
一昔前までは黒と赤のみでしたが、現在では青色、ピンク色、緑色など様々な色から選ぶことができます。
天然素材であるため、雨に濡れた後に放置しているとシミになってしまうこともあります。
しかし、これはシミが目立たないような色を選んだり、クラリーノとの混合素材ランドセルを選ぶことで目立たなくさせることができます。
バリエーションが豊富で、子供に合わせた色を選ぶことができる点も、牛革ランドセルの特徴であると言えるでしょう。

5.オーダーメイドランドセルとは

素材ではないのですが、オーダーメイドランドセルという選択肢もあります。
これは、市販されているランドセルではなく、素材、色、形などを一から選んでオンリーワンのランドセルを作ってもらう方法で、子供の愛着心を育むという意味では最も適していると言えるでしょう。
しかし、オーダーメイドだとやはり値段が高くなってしまいます。
また、クラリーノではなく天然皮革を選ぶと更に値が張ってしまうため、費用対効果があるかどうかはあまり分かりません。
とはいっても、オーダーメイドだと子供の体にフィットするよう作ってくれるため、子供との相性は一番良いランドセルであることに間違いありません。

5-1.重厚感と丁寧な仕事は手作りならではの魅力

市販のものだと、重さ、質感、肩ベルトの感じ、全てがしっくりくることは珍しく、使い込むうちに慣れていく、馴染んでいく形になります。
しかし、オーダーメイドだと初めから子供にしっくりくるものが作れるため、子供の満足感はとても高いでしょう。
これは、手作りならではの魅力であるため市販のものでは得ることができません。
本革にこだわらないのであれば、オーダーメイドであっても比較的安価でランドセルを入手することができるため、クラリーノ素材を選ぶ場合にはオーダーメイドも選択肢に入れても良いかもしれませんね。
例え本革でなくとも、素材の味が出るのは嬉しいですよね。

◆今おすすめのランドセルランキングはこちら⇒ランドセルの選び方!価格の相場は?男の子・女の子別人気はコレ!

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