女の子の育て方!気をつけるべきことは?母親・父親の役割は?


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女の子の子育て法!おすすめの接し方や気をつけるべきことは??

女性はとても感情的。これは子どもであっても同じです。
女の子は、男の子に比べると心の成長が早く、幼い頃から様々な感情を持つ場合も多いですが、「どんな感情も感じていいんだよ」と自分のどんな感情も否定せず認めていく習慣をつけてあげることが大切です。

一見、ネガティブに思えるようなことをお子さんが言ったとしても、頭ごなしに否定するのではなく「そんな風に思っているんだね~」と、優しい気持ちで受け入れてあげてくださいね。

母親はどんな役割??接し方は?

子どもはお母さんの思考パターンや癖を無意識にコピーしていることがよくあります。ですから、母親とは子どもにとってお手本となる役割とも言えるかもしれません。
また、お母さんのお父さんへの接し方や態度が、お子さんのお父さんや男性に対する価値観として構築されていく場合も多くあります。

お母さんがお父さんのことを尊敬していれば、お子さんも男性に対し良いイメージを持つでしょうし、お母さんがお父さんのことをバカにしていれば、お子さんも男性を見下してしまうかもしれません。
もし、お母さん自身が旦那さまとのパートナシップに問題があると感じるなら、お子さんのためにも、まずは旦那さまへの接し方を改めて考えてみるといいかもしれません。そして、日ごろから旦那さまを尊敬し、お子さんにもお父さんの良い部分をたくさん伝えてあげてくださいね。

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父親はどんな役割??接し方は?

父親は女の子にとっては一番身近な異性ですから、お父さんという存在は、その後の異性との人間関係や男性に対するイメージに大きく影響してきます。
また、父親との関わりの中で社会性やチャレンジ精神も大いに育まれていきます。
ですから、お父さんは日々の生活の中で、お子さんとの信頼関係を築き、一歩前に踏み出してチャレンジできる機会をたくさん与えてあげるということが大切です。

そのように言うと、気が重たく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、だからといって気負う必要はありません。なぜなら、お子さんとの良好な関係を築くために必要なことは、本当に小さなことの積み重ねだからです。
例えば、身体をダイナミックに使う遊びなどは母親よりも父親の方が得意だと思います。
休みの日に公園で思いっきり遊ぶだけでも十分ですし、それも難しい場合は抱っこでもいいのです。
抱っこだってお母さんとお父さんとでは、高さや見える景色も変わり、子どもにとっては嬉しい体験になります。
また、何かを決めようとする時、父親の意見というものは子どもにとって大きなものとなります。例えば、進路や就職などで悩んだ時にも、お父さんの応援がとても大きなパワーに繋がるのです。

また、お母さんへのフォローもお父さんの大切な役割です。「いつもありがとう。お疲れさま。」といった一言でいいのです。その一言でお母さんの疲れやイライラがスーっと消えていき、また前向きに子育てをしていくことができます。それが、お子さんにとって安心できる、心地のいい家庭作りにつながっていくのです。

ママと子どもの幸せはパパのちょっとした優しさにかかっていると言っても過言ではないかもしれませんね。shutterstock_353345996

女の子の成長別育て方!赤ちゃん・幼児・小学生でどう変えていけばいい?

0才から7才までは、完全にお母さんと同一化の時期。
お母さんが言ったことを良い悪いにかかわらず全て「そうなんだ」と受け取ってしまいます。
この時期はお子さんの良い部分をたくさん伝えてあげるとお子さんの心の土台しっかりと作ってあげられます。

8才から14才までは、お母さんから半分離れる時期。
小学校に上がり、先生やお友達といった関係性の中でも色々学び感じていくので、お母さんが言ったことを半分は信じ半分は疑いだす時期です。
とは言っても、まだまだ自分では決められない時期でもあるので、お子さんの想いや感情は尊重しながらも導いてあげることが大切です。

15才から21才は自分の殻に閉じこもりやすい時期なので、無理にあれこれと聞き出したり指示したりするのではなく、身の回りのお世話を丁寧にしてあげ、お子さんを信じて見守ってあげるのがいいですね。

女の子を育てるのは難しい!と感じたら??

どんなことに「難しい」と感じるのか、お母さん自身の気持ちを掘り下げていくと、解決方法に気付ける場合も多くあります。

それは女の子でも男の子でも同じですが、女の子はお母さんと同性なだけに余計「難しい」と感じるかもしれませんね。
また、「難しい」と感じた時にお母さんがご自身を責めるのではなく、子育てを難しく感じている今の自分を認め、OKを出してあげましょう。
「我が子のことを理解できない私は母親失格だわ…」と自分を咎めるのではなく、「いくら我が子でも別の人格。理解できないことだったあるわよね」とご自身の感情を許してあげることが大切です。
それが出来た時には「難しい」と感じていたこともポジティブに捉えることができ、「それほどではなかったかも」と思えるようになるかもしれませんね。

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男の子は救世主!?女の子は人生を一緒に楽しむ運命共同体

お母さんご自身が女性であることに対して否定的な思いを持っている場合、男の子が生まれてくることがよくあります。
「女性って素晴らしいんだよ!」と、異性として生まれてくることで伝えようとしてくれているのですね。
思い当たる部分がある方は、男の人に勝とうとしていないかな?身体のリズムを無視して頑張りすぎていないかな?と少し振り返ってみてください。
ちなみに、女の子は「お母さんと人生を謳歌するぞ~!」という気持ちで生まれてくる場合が多いので、ぜひ女性同士だからこそ一緒にできることを思い切り楽しんでくださいね!

まとめ

私たち人間には5000種類近くの感情があると言われています。言ってみれば、一人の中に5000人の人間がいるようなイメージです。
これだけの種類の感情がある中で、常にいい感情しか持たないでいることは、とても難しいことですから、「親切な私はいいけど意地悪な私はダメ」「明るい私はいいけど暗い私はダメ」などとジャッジをするのではなく「親切な私も意地悪な私もいていいんだよ。」と受け入れていくことが大切。
特に女性は感情が豊かですので、幼少期から「どんな感情も感じていいんだよ」と認めてあげることは、その子にとってその後の人生を生きて行く上でとても大きな力になるでしょう。

ぜひ、お母さん自身の感情もお子さんが抱く感情に対しても、まずは認める練習をしてみてくださいね!

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