28 Jun 2016

目次
子育て中の時短勤務は誰でも利用できるの?何歳までが対象?
雇用形態によりますが、基本的には子どもが3歳未満なら男性も女性も、だれでも利用ができます。利用する際には必ず会社への申請、手続きが必要になってくるので、前もって伝えておく必要があります。
時短勤務の原則は1日6時間ですが、会社によっては時間が異なる場合もあります。
子育て中の時短勤務の給料はどう変わる?残業や賞与などの給与の計算方法は?
会社によりますが、時短に伴う給料は「減額する」と思っておいた方がよいでしょう。経済的には辛いかもしれませんが、他の人と同じ金額だと、「自分だけ時間を短縮してもらって悪いな」と気を使ってしまうので、減額された方が精神的にはプラスに働く場合もあります。
残業に関しては、その分はプラスにもらえますが、賞与の査定には多少響いてくる可能性もあることを頭にいれておきましょう。具体的な計算方法は会社によりますので確認してみてください。
子育て中の時短勤務はいつまで可能?フルタイムに戻すタイミングは?
3歳までは時短勤務の利用が出来るので、フルタイムに戻すタイミングとしてお子さんが3歳になる頃は一つの選択肢になります。その他のタイミングでお考えの方は、仕事内容や、会社の状況次第、ご本人の気持ち次第になってきます。
時期でいえば、4月を境にフルタイムに戻す方は多いです。例えば、10月に職場復帰をして、翌年の3月までは時短勤務をして、4月からフルタイムに戻しますというような流れです。
配置換えの時期ということもあり、新しい年度で新体制になるタイミングでフルタイムに戻した方が会社もありがたいことが多いようです。
フルタイムに戻すときの注意点は、日常のタイムスケジュールを見直すこと。
時短だとしてもお子さんは保育園に預けていると思うので、フルタイムに戻すことでお迎えの時間が1〜2時間変わってきます。そうなると夕ご飯の準備をするタイミングやご家庭での夜の時間の過ごし方など、家事・育児の時間の使い方はしっかりと自分の中で整理・変更しておいた方が良いと思います。
また、お母さんがフルタイムになるということは家族の生活スタイルが変わるということなので、子どもにも「ママのお仕事の時間が変わっていくんだよ」と言うことを、分からなくても、伝えておいた方が心の準備ができるでしょう。
子育て中の時短勤務の保育園入所は不利?時短勤務に変更したら取り消しになる?
市区町村によって、待機児童の問題を抱えている所であれば、優先順位の基準となるポイントを下げられることもあります。
しかし、最初はフルタイムで働く予定で入所が決定したけど、時短勤務に変更するという場合は、後から保育園への入所が取り消しになるということは考えにくいことです。働いているか、働いていないかという所でまず大きく見られるますので、時短したからといって取り消しになるということは考えにくいでしょう。
まとめ
時短勤務制度というのは、企業によって内容が様々です。そのため、まずは職場の上司や担当者に時短勤務をしたいということを相談してみてください。もし、「うちには前例がないからできません」と言われたときには、自分自身が時短制度を作っていくという気持ちを持っていただきたいです。それがこれから皆さんと同じように子育てしながらキャリアを積みたいというお母さんを助けることにもなっていきます。一度否定されてもすぐに諦めずに、「では作りませんか?」と提案してみる―そんな働きがこれからますます必要になってくると思います。
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