落ち着きのない子供が心配な人へのアドバイス!対応の仕方は?病気の可能性もあるの?


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落ち着きのない子供の原因は?性格?病気の可能性はある?

少し体を揺らしてしまう程度なら気にする必要はありませんが、幼稚園や小学校で教室から出て行ってしまう、立ったり座ったりを繰り返す、椅子をがたがたしているというような場合は、ADHDの可能性があります。ADHDとは、注意欠陥や多動、衝動などの症状の見られる発達障害の一つです。

それ以外にも、情緒不安定が原因の場合もあります。情緒不安定になる要因は、家庭環境や生活状況など、様々な理由が考えられますので、まずはお子さんにとって何がストレスになっているのか考えましょう。shutterstock_161103986

落ち着きのない子供は将来大丈夫?しつけするべき?

多動は、ただ単に「落ち着きなさい」と言ったり、訓練をしたりしても、自分自身ではコントロールできません。

そのため、まずは脳の栄養状態に気を付けてあげるということが大切です。そのために食事のバランスを考え、サプリで補える部分は補うということをおすすめします。落ち着きのない子供には、特に亜鉛やビタミンB群、ギャバが足りないと言われているので、それらを補給するのも一つの方法です。

また、多動はある程度年齢が来れば落ち着く場合も多くあります。大人になれば、行動力という長所に変わる場合も多いので、あまり押さえつけず、立ち歩いても、戻ってくれば良しとしたいですね。

落ち着きのない子供におすすめの習い事は?

落ち着かない子に「じっとしていなさい」言うことは逆効果です。運動をさせたり、体を動かしたり、ダンスとなどを習わせるとよいでしょう。
このような体を動かす習い事をすると、日常生活では落ち着いてくる可能性もあります。
体が動かしたいという欲求があるということは、その子にとって発達していく上で必要だということなので、積極的に体を動かせる環境を作ってあげましょう。shutterstock_245421028

落ち着きのない子供に対する親の効果的な接し方や対応は?

落ち着きのない子には、どんどんお手伝いを頼んで、体を動かせる機会をあげましょう。学校でも、ちょっとしたことでも用事をお願いして、動いていいようにしてあげるということが大事です。
じっとしていなければいけない場面で落ち着きがない場合でも、自分ではコントロールができないので、厳しく言い聞かせても意味がありません。

本人も動きたいわけではなく、体を止めたいのに動いてしまうので、それを分かってあげましょう。そこで怒り続けると「自分はダメなんだ。何度言われてもできないんだ」という、自己否定が始まり、二次障害へ繋がる可能性があります。
そのため、どうしても動いてはいけない場合は、違う部屋に行って待たせるなどの対策をとって、無理に頑張らせないようにしましょう。
また、成功体験を積ませてあげることも大事なので、少しでもじっとしていられたらほめてあげるようにしましょう。
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まとめ

子供がじっとしていられなくても、怒らないで済む環境を整えてあげるということが周りの大人がやるべき支援になります。どうしても動いてはいけない場合は、無理やり適応させようとしないで、その環境から抜けさせてあげるようにすることが大事です。
落ち着きのなさは、そのお子さん自体も困っている特性で、持ちたくて持っている個性ではないので、そこを理解してあげなければ子供は追い込まれてしまいます。ですから、「本当はじっとしていたいんだよね。辛いんだよね」と共感してあげるようにしましょう。

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